うさぎの元気がないときのチェックリスト。症状別の対処法

うさぎの元気がない時の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

うさぎが元気がないときは、必ずしも病気とは限りません。

しかし、備えあれば憂いもありませんのでできるだけ早急にケアをしたほうがいいでしょう。

今回は、うさぎに元気がないときの症状別の対処法についてをご紹介します。

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うさぎの元気がない原因

うさぎが夏の暑い時期に冷たい石板の上でじっとしていることがありますが、餌も食べ水も普通に飲んでいるので健康上何の問題もありません。

うさぎが元気がない原因として、病気の他には下痢なども考えられます。

 

何か異物を食べてしまって消化しきれていないなどです。

こういった場合はうさぎの糞を調べることで症状を把握することができるので対処もしやすいでしょう。

 

急激な温度の変化に弱いのがうさぎの特徴です。

暑い時期、寒い時期にはとくに注意が必要ですね。

リビングでうさぎを飼っている人も多いことでしょう。

 

飼い主が寝るときはストーブもエアコンも消してしまうので室温が急激に変わることがあります。

うさぎは本来夜行性ですから、夜の間はよく起きていることが多いです。

 

そういったときに室温が急激に変わることで元気がない状態になってしまうこともあるのです。

この場合は、冬の間でしたら、ヒーターをゲージに入れるなどして、ある程度の対策はしておきましょう。

夏の場合はしばらくしてエアコンを切るようにしたら、ある程度は冷気が朝まで長持ちするでしょう。

 

うさぎが餌を食べなくなったときは

ペレットフードや普段好きな牧草も食べない場合はどうしたらいいでしょうか。

あるいは、全く食べないわけではないのですが、何日かかけて、少しずつ食欲が落ちている、最近牧草を食べなくなった …。

うさぎを見ていると様々な症状が見えてきます。

 

まったく餌を食べないというのでしたら、すぐに病院に連れていくようにしましょう。

ペレットも好きな牧草も食べないというのは、心配すべき状況と言えます。

 

じっとしていることができない

うさぎが元気がない中でも、座っていられずに体がゆっくり横倒しに傾いてしまうような症状のときがあります。

うさぎがゆっくり横倒しになってしまう状態は、ほぼ末期的といってもいい状況です。

 

ゴロンと呼ばれるように勢いをつけてバタンと転がるのは問題ありません。

ここでは、非常にゆっくりと、うさぎ自身は座っていたくて姿勢を正そうとするのに、その力がなくて横倒しになってしまうという状態のことを指しています。

 

この状態では、おそらく、車での移動にも耐え切れない可能性が高いです。

病院に連れていくまでもなく、数時間以内に息を引き取る可能性が高いです。

 

勿論、全て絶対ということではないので、近くに病院があれば連れていく選択肢もあります。

ただし、こうなると、治療にも耐えられない可能性がかなり高いです。

老齢のうさぎの場合はこういった症状を見せることが多いです。

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ひどく歯ぎしりする

うさぎがひどく歯ぎしりしたり、ぶるぶる震えているようなときは大変危険な状態といえます。

おそらく、自然治癒することはなく、医療処置なしでは回復しないと思ったほうがいいでしょう。

 

したがって、とにかくうさぎに詳しい病院に連れていくことが大切です。

ふだんからかかりつけの病院があればいいのですが、一刻を争う場合はできるだけ近くの病院がいいでしょう。

夜間診療などで、たとえ全ての対処が出来なくても、皮下補液によって脱水を防ぐようにすると、多くの場合大変効果があります。

 

また、胃袋がぱんぱんに張っている状態もこのケースでは多くなります。

胃袋がぱんぱんに張っていて急性胃拡張などが疑われる場合でしたら、数時間以内に胃が周囲の臓器を圧迫して血流を阻害することが大いに考えられるようです。

 

その場合は、臓器不全に陥る危険性があることも理解しておきましょう。

とにかく少しでも早く病院で胃のガスを抜くことが大切で、点滴を入れる等の処置が必要になります。

 

うさぎが元気がない状態で、こうなると一般的に6時間から12時間後には、普通の姿勢を維持しておくことはできなくなります。

うさぎの状態や疾患の内容によっては、時間的な猶予は数十分まで縮まる可能性もあるでしょう。

また、うさぎは、病状そのものの悪化といったものではなく、苦痛に耐え切れずにそのショックで死ぬこともあるようです。

 

うさぎの体が熱くなっているとき

うさぎの体が熱くなっている場合ですが、うさぎの体温が極端に高い場合(42℃以上)では、医師の助言を待たずに、大至急体温を下げるようにしましょう。

この場合は命に関わることが多いようです。

必ず飼い主が横にいてうさぎから離れずに体温の変化を観測することが大切です。

 

また、暑いからといって冷やしすぎも禁物のようです。

また、うさぎが元気がない状態で、体温が極端に低い場合(37.5℃以下)は、これも医師の助言を待たずに、急いで保温を開始するようにしましょう。

 

うさぎを暖めるようにしたらいいのですが、暖めすぎも危険です。

この場合ぶるぶる震えているときが多いのですが、他の症状と混同してしまう場合もあります。

ですので、まずはうさぎに触ってみて体温がどのようになっているのかを確認するのが大切です。

 

体温が上下に大きく振れる場合は、危険度が高いのですが、びっくりしてパニックにならずに対処するようにしましょう。

うさぎも動物ですから、自然治癒能力があります。

 

次の瞬間けろっとしている…ということはないのですが、一晩おいてみると元気になっていることもあるのです。

しかし、当然命に関わることもあります。

 

判断がとても難しいのですが、ずっと元気がない状態が続いているという場合は年齢を考えて寿命ということも十分に考えられます。

また、若いうさぎでこのような状態が続くときはすぐにでも病院に連れていったほうがいいでしょう。

とにかく悩ましいのは放っておいてよくなるものと、放っておくとどんどん悪化してしまうことです。

 

これは時間の経過を待つしかないのですが、悪化していく場合はできるだけ早く病院に連れていかなければいけません。

いずれにしても、どのような場合でも病院に連れて行くという選択肢が一番ということになりますね。

放っておいてもいいような場合というのは、時間の経過とともに食欲が回復し、糞がコンスタントに出るようになった場合です。そうならない限りは、病院に連れて行ったほうがいいです。

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