うさぎにメロンを与えても大丈夫なのでしょうか。
もしあげるとしたら、皮の部分の方が良いのでしょうか
うさぎは香りの良い果物が大好物です。
みずみずしいメロンをうさぎに与えれば喜んで食べてしまいます。
ここではうさぎとメロンについて、食べさせてもいいのか、さらに他にどのような注意が必要なのかを紹介します。
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メロンは糖度に注意したい
うさぎはよく知られているように草食動物ですが、果物が主食ではありません。
野生のうさぎたちは広い草原などで、比較的栄養価が低い草などから効率よく栄養を摂取して暮らしているのです。
果糖の多い果物類は、うさぎの消化に向いていません。
また、果物の量が多いと下痢をしてしまいます。
そして、今回の題材のメロンですが、メロンの糖分はうさぎの虫歯や肥満の原因ともなりうるのです。
夏場にかけてメロン類が旬を迎える頃になると、うさぎにも分けてあげたくなります。
しかし、メロンはうさぎには決して必要な食べ物ではないのです。
うさぎの糞が固すぎるときや、水分が足りないときなど、食欲が落ちて元気がないときなどにメロンを少量与えるのが良いでしょう。
メロンを普段のおやつとして使う場合でしたら、メロンの実の部分ではなく皮の方が繊維も多くて、糖分が少ないのでうさぎに適していると言えるでしょう。
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メロンの栄養は役に立つのか
メロンは形こそスイカに似ているのですが、ウリ科キュウリ属に属しているのできゅうりの仲間ということになります。
水分量が多く、栄養もなさそうにも思いがちですが、実は意外にも健康効果が高い果物なのです。
βカロテンやビタミンC、さらにはカリウムなど、メロンにはたくさんの成分が入っています。
βカロテンの含有量は、小松菜やニラなどの野菜よりもはるかに多く、食べられる植物の中ではトップクラスといわれているのです。
それでも、うさぎのような小動物にはこれらの成分は栄養過多といえそうです。
ですから、果肉よりも皮を良く洗って与えたほうがいいでしょう。
果肉を食べさせる場合は、ほんの少量で皮をメインに食べてもらいましょう。
メロンは皮部分にも水分が多いので、皮だけでも十分でしょう。
表面のざらざらが気になるという人は、タワシなどで表面を削るようにすれば大丈夫です。
農薬なども気になりますが、それほど神経質にならなくても洗うだけでも十分です。
もっとも、メロンを与えて下痢や軟便になると与えすぎです。
おやつとして食べさせる場合、間日続けて食べさせないように気をつけましょう。
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