うさぎにトマトは実の部分は与えてOK。茎や葉の毒性について

うさぎにトマトはNG?

うさぎに与えてはいけない食べ物の中にトマトが入っていることがあります。

トマトは本当にうさぎには有害な食べ物なのでしょうか。

ここではトマトとうさぎの関係についてをご紹介します。

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本当にトマトは有害なのか

うさぎに与えていけない食べ物を調べてみると、その中にトマトが入っていることがあります。

それでもトマト全体が有害というわけでもないようです。

トマトに限らず野菜には実の部分の他に皮や茎、葉っぱなどもあります。

そういった部分には実とは違って有害な成分も入っているようなのです。

 

トマチンという物質について

トマトの茎と葉などの、毒性について調べてみました。

そこでは、「トマチン」という言葉をよく目にしました。

 

トマチンは昆虫の嫌いな成分ということで、トマトが虫に食べられないようにするためトマチンという物質を作っているようなのです。

これも長年の進化の過程でそのようにしたのでしょうね。

トマチンという名前ですから、そこからトマトという名前ができたのか、トマトからトマチンという名前になったのか気になるところです。

 

トマチンですが、これは苦味をもたらして、多く摂取すると毒性があるようです。

ですから、それを考えたらうさぎのような小動物にトマトは向いていないということになりますね。

このトマチンというのは、じゃがいもの芽に含まれるソラニンとほぼ同様の毒性とされています。

 

それでも、量的には毒性のやや弱いアルカロイドという植物によく含まれている毒となるようです。

トマチンの含有量は、トマトの品種や組織、さらには生育時期によって異なるということです。

花、葉、茎に多く含まれていることが多く、完熟されたトマトにはトマチンは少ないということです。

 

トマチンは実の部分ではかなり少ないということですから、うさぎにトマトをあげてもいいのかなという気がしてきます。

含まれている毒性が少ないといっても、うさぎは小動物ですから、人間よりはかなり負担になることでしょう。

間違っても茎や葉っぱごとトマトをあげないようにしましょう。

 

トマトの性質上熱処理には向いていませんから、そのままあげることになります。

その場合、無農薬で有機栽培されたトマトをあげるようにしたいものです。

 

昨今では有機栽培のトマトはかなり高価になっています。

トマトをうさぎに食べさせる場合はあくまでも主食としてではなくおやつ程度に考えていいでしょう。

水分が多いので、お腹を壊すことも考えられますからね。

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うさぎに食べ物の与え方

私が行っているうさぎへの食べ物の与え方です。

やっぱり無農薬の有機栽培されている野菜などがベストですね。

しかし、有機栽培の野菜は高いのがネックです。

 

とても、うさぎに与えることはできないと考えている人は、普通の野菜でもしっかりと洗うこと、そして皮を取ることで対処できますよ。

普通の野菜は絶対にダメということはありません。

もっとも、野菜をメインの主食にはせずにペットフードがいいでしょうね。

 

おやつ程度にしておくのが肝心です。

野菜もバカになりませんし、ペットフードのほうが栄養を考えて作られているので安心して食べさせることができます。

野菜は虫に食われないように農薬がかかっているので、しっかりと洗ってください。

 

洗った野菜についている水分はきちんと拭き取るようにしましょう。

野菜は水分が多く含まれているので、与えすぎはお腹を壊す元になります。

ですから、できるだけ水分も拭き取っておくのです。

 

人間にとって野菜は取り過ぎるほど食べたほうがいいようですが、うさぎの場合は違います。

適度におやつ程度で十分です。

トマトは特に水分が多いですからね。

 

水分の多い野菜は、キャベツ、レタス、きゅうり、白菜、チンゲン菜などがあります。

レタスやキャベツなどはうさぎもよく食べそうですね。

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