旅行に行くときや出張するとき、1泊以上家を空けるときは、うさぎのお世話を誰かに任せなければいけません。
うちでは現在はペットシッターを利用していますが、それまではペットホテルを利用していました。
良いペットホテルが見つかれば、旅行中も不安なくすごすことができます。
今回は、うさぎのペットホテルの料金や利用方法、危険性や良いペットホテルの見分け方をご紹介します。
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うさぎのペットホテルの基本
うさぎを預けられるペットホテルは、いくつか種類があります。
・動物サロン
・ペットショップ
・うさぎ専門店
・ホームセンター
・動物病院
・個人経営のペットホテル
このような場所に預けるのが基本となります。
おすすめはうさぎ専門店か動物病院
どこもホームページを見ただけではわかりませんが、信頼できる点が多いのはうさぎ専門店、動物病院です。
うさぎ専門店はうさぎ特徴に詳しい人がいますし、動物病院は必ず看護婦さんが24時間在中しているので、緊急のときも安心です。
管理が不衛生だったり、うさぎについて詳しくない可能性が高いのは、ホームセンターや、うさぎを専門としていない動物サロンです。
こちらはうさぎについての実績がはっきりとわからない限り、預けないほうがいいと思います。
うさぎのペットホテルの料金
うさぎのペットホテルの料金は、1泊1500円~2000円ほどが相場です。
1時間区切りで預かっているところもあり、その場合は250円~500円ほどが平均です。
ホームセンターなどはこのようなサービスがあり、預けているあいだにお買い物を楽しむことができます。
うさぎをペットホテルに預ける危険性
「うさぎの病院の料金まとめ。ストレス問題と良い獣医の探し方」でも書きましたが、うさぎはストレスに非常に弱い動物です。
食物連鎖の関係上、うさぎは食べられる側のため、1匹1匹の体を強く作るよりも、大量に仲間を作り、数の力で種を繁栄させようとしています。
そのため、犬や猫のように強くなく、ちょっとしたことでも命に関わる危機になってしまうことがあります。
ペットホテルに関しても、病院ほどではないですが、預けられてその後家に帰ってきたら弱ってしまった。
ペットホテルでは水も食べ物も口にしないで、体重が減ってしまったという話はよくある話です。
うさぎにとっては、お家ではない知らない場所にいるということ自体がストレスになります。
とくに犬や猫も一緒にあずかっているペットホテルは、鳴き声が聞こえて強いストレスになります。
犬猫は自然界ではうさぎにとって脅威の存在なので、ストレスを感じるのは当然です。
うちのペットホテルの利用
現在うちは2泊以上の外泊をするときはペットシッターを利用していますが、以前はペットホテルを利用していました。
しかしアメリカンファジーロップのファジーちゃんが、預けると必ず体調不良になっていたので、ペットシッターを利用することにしました。
うちで利用していたのは、個人経営のペットホテルで、うちから車で40分ほどの場所にある、普通の一軒家のお宅でした。
うさぎを預ける前に見学したところ、経営者のかたがうさぎを飼育している歴が長く、うさぎについてとても詳しかったのでお願いすることにしました。
普段のケージの持ち込みが可能だったこともあり、ここに決めました。
預けてみると、朝、昼、晩と写真付きで体調を報告してくれるので、安心して旅行を楽しめました。
と、同時に、旅行も楽しいけれど、ファジーちゃんのために早く帰らなきゃ!といううさ心も芽生えました。
3泊の旅行を終えてお迎えに行ってみると、いつもよりご飯は食べる量が少なかったものの、好物のおやつは食べていてくれたようで元気にしていました。
それでもやはり帰ってからも、数日きょろきょろとしたり、じっと物陰に隠れたりと普段とは違う行動をとっていたので、ストレス度は強かったようです。
とても親切なペットホテルでしたが、やはり怖がりなファジーちゃんはどんなに良い環境のペットホテルでも難しそうだと感じました。
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良いペットホテルの見分け方
ケージの持ち込みができる
うさぎをペットホテルに預けるにあたって、もっとも重視したいのは普段使っているケージを持ち込めるかです。
普段使っているケージごと持って行って、そのまま預かってもらえるなら、うさぎの負担もだいぶ軽減できます。
これができないというところは、ケージを入れるスペースが決まっており、交換ができないためです。
犬猫にはこのような対応でも問題ありませんが、うさぎはとても繊細な生き物です。
ケージを持ち込めないというペットホテルはやめたほうがいいです。
エサの持ち込みができる
エサは必ずうさぎが普段食べているものを持参しましょう。
決まっているルーティーンのご飯があるのなら、メモを渡してその順番通りに与えてもらうようにしましょう。
不安でエサを食べなくなっていても、いつもと同じようにエサが出てくるのを見れば、うさぎも安心します。
これができないところは、飼い主に言われた通りに管理するのが大変というりゆうだけで管理を怠るので任せられません。
そのペットホテルで使用しているエサではなく、必ず普段のエサを食べさせてもらえるところにしましょう。
中の様子を見せてもらえる
受付のスペースではなく、うさぎがじっさいに宿泊する場所はどんなところか、実際に見学を申し出ましょう。
受付のところだけ明るくきれいに掃除してあって、宿泊スペースは薄暗くて汚く、動物がごちゃごちゃと並べられているなんてところがあります。
とくに犬がわんわんとけたたましく鳴いているようなところに、うさぎを一緒に預けられてはたまったものじゃありません。
見学を断られるところは、必ずなにか見られたくないものがあるということです。
犬猫とは別のスペースである
うさぎにとって犬猫は天敵です。
その姿を見るだけで、声を聞くだけで命に関わるストレスを感じます。
人間で例えるなら、隣のオリに熊やライオンがいたら、落ち着いて眠れないのは当然ですよね。
うさぎはケージがあるから安心だとも思えないので、夜通しビクビクとして不安を感じながら過ごさなければなりません。
うさぎも預かるペットホテルとうたっていながら、犬猫と同じスペースというホテルは多いので要注意です。
清潔である
基本的なことですが、ペットホテルは清潔が第一です。
預けられている動物たちのトイレの清掃はできているか、床にゴミは散らかっていないか、室内の温度は適切に保たれているかなどをチェックしましょう。
受付だけキレイというところが多いです。
緊急時の対応をはっきりと明記してある
もしうさぎの様子が変になったらどの病院にかかるのか、どのような対応をして、飼い主にはいつ知らせるのかなど、緊急時の対応を聞いておきましょう。
これもポイントで、あくまでも緊急時の対応をどうするのか、こちらから聞いてはいけません。
しっかりとした業者なら、向こうから緊急時の対応については必ず話してきます。
そうしなければ、万が一の事態に備えていないということです。
とくにうさぎはストレスで状態が急変しやすいので、かかりつけの動物病院があったらそこへ行くように言っておきましょう。
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