初心者でもできるうさぎのハーネスのつけ方。暴れて嫌がるときの対処法

近年、うさぎのグッズコーナーでもうさぎ用のハーネスを見かけるようになりました。

徐々に需要が増えていて、うさぎと一緒にお散歩したい、災害のとき避難できるようにハーネスをつけたいと思う飼い主が増えてきたようです。

うちのうさぎにもハーネスは嫌がりますが、地震が起きた時を想定して、慣れさせてなんとか付けてもらっています。

今回は、うさぎのハーネスのつけ方、暴れたときの方法、おすすめハーネスなどをご紹介します。

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ハーネスの付け方

 

基本的なハーネスのつけかたです。

①うさぎの下にハーネスを潜り込ませる。

②うさぎの前足を持ち上げて、ハーネスの穴に前足を通す

③指1本が入るくらいの感覚をあけて、ハーネスをとめる

④最後にキャップをしめる

 

ハーネスの慣れさせ方

①暴れる場合は、まずはハーネスに慣れさせることから始めます。

おへやでのうさんぽ中、ハーネスを床に置いて置いたり、膝にのってくるうさぎだったら、膝のうえにハーネスを置いておきます。

ハーネスが特別な物ではなく、どこにでもあるものだと覚えさせます。

 

②ハーネスを見ても逃げない、怖がらない、ハーネスを踏みつけるほどにまでなったら次の段階です。

ハーネスをうさぎの体に触れさせて、感触を覚えさせます。

まだとめなくていいので、体に巻き付けるようにして、ハーネスの感触を確かめさせます。

 

③次はおやつを与えて気をそらしながら、ハーネスを体に装着させてみます。

無事に付けられたら、ごほうびにおやつを与えます。

 

ハーネスを付けた状態で一歩歩いたらおやつ、また一歩でおやつというふうに、おやつで誘導させて歩いてみましょう。

最初は短時間で、暴れる場合はすぐに外してください。

徐々になれさせて時間を長くしていきましょう。

 

キャリーバッグの中で付ける

裏技として、キャリーバッグのなかでハーネスを付ける方法があります。

キャリーバッグのなかは狭いので、逃げるスペースがないぶん装着がしやすくなります。

 

ハーネスを敷いておいて、うさぎをそのなかに誘い込み、足が穴に入ったら装着することができす。

とくに車のなかなど、うさぎのナワバリ以外の場所ですると大人しくなり、成功率が高まります。

 

あまりに暴れる場合は諦めも肝心

この手順を繰り返しても嫌がって暴れる場合は、ハーネスは諦めましょう。

ハーネスが嫌いといううさぎは、警戒心が強く臆病な性格です。

そのためお外に出て散歩することも、ストレスになる可能性が高いです。

うさぎは基本的に外に出してお散歩させる必要はないので、うさんぽするにしてもお部屋のなかだけで十分です。

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ハーネスを着せようとすると暴れる

ほとんどのうさぎは、ハーネスをつけようとすると暴れます。

10匹中9匹は嫌がって暴れるのではないかなと思います。

 

嫌がらないうさぎは、よほど性格がどっしりしているうさぎです。

うさぎは服を着ない動物ですから、違和感があり、うさぎからしたら「なにをさせられているの!?」と怖い状態なんですね。

そのため、まずはハーネスに慣れさせることから始めましょう。

 

骨折することがある

あまりにうさぎが暴れる場合は、首や足の骨を折ることがあるので危険です。

獣医さんに聞いたのですが、ハーネスをつけようとやっきになっていたら、暴れるうさぎをおさえつけたら首の骨が折れて病院へ来たうさぎがいたそうです。

 

とくに、生後半年ほどの成長しきっていない子ウサギは骨折の危険性が増します。

ハーネスをつけるのは生後半年は待ちましょう。

また、あまりに暴れるうさぎを無理やり抑え込んでは着せてはいけません。

 

おすすめハーネス


SANKO ラビット ベスト・ハーネス デニム

 

うさぎ用のハーネスは少ないですが、その中でもSANKOの「ラビット ベスト・ハーネス デニム」は一押しです。

うさぎ専用に作られているので、体への負担が少なく、優しく装着でき、かつしっかりと外れることなくとめることができます。

 

補強バーが付いているので、うさぎが走ってヒモが引っ張られたときでも、ハーネス全体に力が分散されるようになっており、負担が少なくなっています。

デニム生地で可愛いので、これでうさんぽに行けばかわいいと言われること間違いなしです。

 

ひも状のハーネスは負担ががかる

ひも状のハーネスがありますが、あれはおすすめしません。

ひも状のハーネスは、引っ張ったときの力の負担がうさぎの体にダイレクトに伝わり、骨折しやすくなります。

 

うさぎの足はちょっとした力でも骨折しやすいので、とくにお散歩中の走り回っているときは危険です。

また、ひも状のハーネスはうさぎの噛みたいという気持ちを刺激しやすく、噛みちぎられてしまうことがあります。

ハーネスは体全体を布で覆うタイプにしましょう。

 

犬用、猫用のハーネスはNG

うさぎのハーネスは数が少なく、ペットショップによっては売ってないお店もあります。

売ってあっても、ヒモ状のホールド力が弱いタイプのハーネスだったりと、良いうさぎ用のハーネスは少ないのが現状です。

 

そこで小型犬、猫のハーネスで代用しようとする飼い主がいますが、これはNGです。

犬猫は根本的にうさぎと体系が違い、手の位置や骨格が違います。

 

ハーネスにゆるみが出たり、逆にきつくしまってうさぎが苦しいということがあります。

ハーネスは必ずうさぎ専用に作られたものにしましょう。

 

災害のときハーネスが必要

うちでは外でのお散歩はしませんが、万が一の災害に備えて、ハーネスを付けられるようにしています。

ちょっと嫌がりますが付けられないほどではないので、地震が起って非難しなければならないようなときでも、ハーネスをつけられるので大丈夫だと思います。

 

やはり災害の時を想定して、できればハーネスを、無理ならばキャリーバッグにうさぎを入れられるくらいにはなっておかないとなりません。

うさぎの安全を守るために、日ごろからハーネスに慣れさせておきましょう。

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