うさぎは犬や猫のように芸をするのでしょうか。
もっとも猫の場合は芸というよりも素でやっているような感じがしますが、うさぎも同じように飼い主を和ませてくれるような芸をするのか紹介します。
今回は、うさぎの芸について、教え方などをご紹介します。
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うさぎは芸ができる?
うさぎは頭が良い動物です。
ですから、根気強く教えることで初心者でも犬のように「お手」をすることができるようになるのです。
また、飼い主が声のトーンで怒っていると気がつくと、うさぎはどこかに逃げてしまったりすることもあります。
うさぎであっても、芸を通じて人間と心を通わせることが出来るのです。
そうなると、うさぎに芸を教えてできるようにしたいですね。
うさぎへの愛情表現が大切
人であっても、嫌な人から指図をされるのは嫌なものです。
それはうさぎでも同じことが言えます。
緊張している相手に出会ってしまったときは、うさぎは身をかがめて小さくなって、さらには丸まってしまいます。
これは明らかに相手を警戒しているときです。
また、怖いときは耳を体にくっつけて体を低くすることで、「参りました」というアピールをすることもあります。
そのようなときは、うさぎは飼い主の話に耳を傾けようとはしません。
「参りました」というある意味服従の気持ちになればいうことを聞きそうなものですが、このような状態も警戒心だけが強くなっているので、いうことを聞くすなわち芸をすることはないでしょう。
このようなことから、うさぎがとても感情豊かで、人の話や顔色、周囲の空気や声のトーンなどをしっかり自分で感じて受け取ることができる動物なのです。
ですので、しつけに入る前に、しっかりとうさぎと飼い主が心を通わせている状態でないといけません。
そうならないと飼い主が言っていることがうさぎに伝わらないのです。
うさぎとのスキンシップ
芸を覚えさえるためには、毎日うさぎの名前を呼んで話かけることが大切です。
そして、飼い主に近づいてきたら無条件で頭や体を優しく撫でてあげるようにしましょう。
顔を見てお話してあげる。
そして、たまには体を寄せ合ってあげるなどをするなどのスキンシップをすることによって、うさぎの心が開かれていくのです。
特にうさぎは群れでいることが多い動物です。
飼い主のほうからくっついてあげることはうさぎにとってなによりも安心や安全を感じるのです。
そして、うさぎにお手本を見せてから、ご褒美をあげる方法です。
これは、犬などに芸を覚えさせるための常套手段ですが、効果はあります。
それでも、うさぎは目がクリクリとして大きいのですが、実際には視力は弱くあまり見えていません。
ですから、飼い主が芸をしても見えていないことが多いのです。
また、飼い主が立って言葉で説明しても、うさぎにはまったくわからないでしょう。
芸を覚えさせるコツとしては、うさぎと近い姿勢になって、かがんでうさぎにして欲しい芸の姿勢をとります。
そこで言葉をかけるようにするのです。
トイレトレーニング
こういったやり方で効果のあるのがトイレトレーニングです。
トイレのトレーニングなら、トイレのトレイにオシッコの臭いをつけて臭いを嗅がせます。
そして、飼い主のほうから「おしっこはここ」と話しかけ、そこに座らせるのです。
このときは、臭いをかがせて同じ動作を繰り返しすることがポイントです。
何度か、トレーニングをしていって、うさぎが成功したときは頭をオーバーアクションのように撫でて大好きだよと伝えるようにしましょう。
そして大好物のおやつをあげるのです。
おやつは必要最小限です。
ですから、芸を覚えさせるときだけ与えるようにしたら効果的ですよ。
こういった訓練を何度も何度も繰り返し、教えていくと、うさぎも自然に芸をしてくれるようになるでしょう。
もっとも、言葉で説明するだけでは、うさぎはまったくわからないという事をしっかり頭の中に入れておきましょう。
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毎日芸を訓練する
その日によって、芸の訓練を止めてしまう飼い主もいますが、うさぎは忘れっぽいところがある動物です。
覚えるまで毎日訓練したほうがいいでしょう。
一日芸の練習をしなかっただけで、うさぎにとってはなんのことかすっかり忘れてしまうこともあるようです。
芸とは言えないかもしれませんが、絶対に覚えてもらいたいトイレトレーニングだけは、毎日欠かさずトレーニングするようにしたいものです。
そして、おやつの問題ですが、意味もなくおやつをあげるのはやめましょう。
トイレトレーニングを例にとると、毎日おしっこの臭いと場所を嗅がすことをしないで、飼い主のほうがめんどくさくなっておやつをあげてしまうと、うさぎは何でおやつをくれるのか混乱してしまうことになるからです。
芸のトレーニングは毎日同じことの繰り返しです。
動物は応用が利きませんから何度も繰り返し同じことを教え込まなければいけないのです。
うさぎに芸を覚えさせるには、根気が必要ですが、覚えてくれて芸をしてくれるようになるととても嬉しいですよ。
名前を呼んだら来てもらうようにする
名前を呼んだら飼い主のほうに来てもらうあるいはこっちを向いてくれるというのはこれも芸のうちです。
芸のトレーニングをしたいのに、まったく乗り気でないうさぎもいるでしょう。
まずは、そのうさぎの名前を毎日呼ぶようにしましょう。
うさぎは毎日名前を呼ばれることで、自分の名前をしっかりと覚えてくれるのです。
名前を覚えてくれると、なにかうさぎに言いたいとき、名前を呼ぶと振り向いて飼い主の下に走ってくるようになります。
その時は飼い主の顔をしっかり見ていることが多いです。
まずはうさぎに名前を覚えさせるようにしましょう。
名前がわからないと当然ですが、うさぎも自分とわからないので、話しかけても反応がありません。
芸を覚えさせたいときは、毎日うさぎの名前を呼んで、自分のことだと自覚させることが大切です。
うさぎの名前を呼んで飼い主の下に来てくれたらそれも立派な芸と言えるでしょう。
また、自分の名前を覚えさせるとそこから、芸を覚えるのも早くなりますよ。
名前を呼ぶと飼い主のほうに来てくれるようになると、そこから芸の幅が広がってきます。
手を出すとうさぎも前足を出してくれる「お手」などはそこからすぐに覚えてくれるでしょう。
お手をしてくれたら大好きなおやつを忘れずにあげるようにしてください。
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