ぎはケージ飼いが基本ですが、じつは放し飼いすることも可能です。
放し飼いの一番の問題はトイレと噛み癖だと思いますが、この点をなんとかすれば放し飼いも可能です。
うちではケージと放し飼いを組み合わせて、半放し飼い状態にしています。
今回は、うさぎの放し飼いの方法について、トイレやレイアウトについてまでご紹介します。
スポンサーリンク
うさぎを放し飼いにして飼ってみたい
うさぎはケージの中だけで飼っていると、運動不足でどうしてもストレスがたまってしまいます。
うさぎは本来何も相手にしないでも、自分だけで生活してくれます。
そういった意味では犬や猫よりも手間いらずと言えるのです。
しかし、飼い主としてはうさぎとしっかりコミュニケーションをとりたいものです。
そして、飼い主が相手をしてあげるとそれにしっかりと応えてくれるのがうさぎの優れているところです。
そんな、可愛いうさぎを放し飼いで飼ってみたいというのは、飼い主なら当然の願いと言えるかもしれません。
私が実際にそうでしたからね。
それでは、うさぎを室内で放し飼いにする時の注意点はどういったものがあるのでしょうか。
電化製品のコードに注意
うさぎはとても好奇心の強い動物です。
そのため、当然ですが室内に放し飼いにするといろいろなところを走り回るのです。
そのときに、注意しないといけないことは電化製品のコードですね。
ひっかかってこけたりすると、その衝撃で体を痛めることもあるでしょう。
さらに気をつけなくてはいけないのは、電気コードを噛むことです。
うさぎにとって電気コードの硬さがちょうどいいのか、頻繁に噛み付いてしまうのです。
うさぎのかじる力は、とても強いので、ときには噛みちぎることもあるかもしれません。
そうなると、歯が電線に届いてしまて、感電することもあるのです。
ですので、うさぎから見えないように家具等で電気コードを隠すようにしましょう。
あるいは、電気コードカバーでしっかりと防御するようにしたら安心ですね。
コードカバーはプラスチック製のものなどが百均でも売っています。
うさぎが感電するだけではなく、それが高じて火事になることもありますので、細心の注意をしたほうがいいです。
椅子のキャスターに要注意
キャスター(コロコロ)のついている椅子が室内にあれば要注意です。
一見何もなさそうなのですが、うさぎにとっては危険な存在となることもあります。
というのも、うさぎが椅子の下で休んでいる場合、何も考えずに椅子を動かすとキャスターでうさぎの足をひいてしまうことがあるからです。
うさぎの骨は紙のように薄くなっているということですから、簡単に骨折してしまいます。
習慣づけていないと、椅子から立つときに足元を確認せずに椅子を転がす人も少なくないでしょう。
そのため、うさぎを放し飼いにしている場合は、椅子には常に注意を払うようにしましょう。
足元を見るような癖をつけるなどの配慮が必要ですね。
部屋でうさぎを放し飼いにしていると、うさぎが何の気なしに椅子に座っていることもあります。
これはこれでとてもかわいいのですが、うさぎがいるにも関わらず、気づかずに椅子に座ろうとしてしまうと踏んづけてしまいます。
これで、結果的にうさぎに怪我をさせたり死なせてしまうこともあるのです。
大切なうさぎに怪我をさせないために、普段何気なくやっていることでも注意する必要があるのです。
トイレトレーニングが大切
うさぎにトイレの場所をちゃんと教えるようにしましょう。
うさぎはトイレの場所を覚えることができるのかという素朴な疑問を持つ人もいると思います。
実際にケージの中を見てみるとわかるのですが、うさぎは自分で糞をする場所を決めているのです。
ですから、家の中に放し飼いにしても、自分でトイレを決めることができます。
もっとも、うさぎの個体によってトイレを覚えてくれたり、好き勝手に糞をしたりと様々です。
多くの場合、最初はトイレトレーニングに馴染まなくてもいつのまにか自分で場所を決めて糞をしてくれるようになるので、それほど心配は必要ありません。
ただし、最初からきちんとできるわけではないので、できるようになるまでは寛容の精神が必要ですよ。
しっかりとトイレトレーニングができていれば、トイレの時はトイレでちゃんと糞をするようになります。
トイレトレーニングに不安のある人は、放し飼いにする前にケージ内でうさぎの行動をしっかりと観察してみましょう。
放し飼いにする部屋は清潔に
うさぎはとても好奇心旺盛です。
そのため、何でも口にいれようとするのです。
放っておくと新聞紙やティッシュペーパーを破って食べることは簡単にしてしまいます。
そして、ホコリなどが溜まっていたらそれにも興味を示すのです。
自分の体毛を食べるくらいですから、新聞紙やティッシュペーパーさらにはホコリなどは朝飯前なのでしょうね。
そういったものはうさぎの体には間違いなく害でしかありません。
ですので、放し飼いにする部屋は完ぺきとまではいかないまでも、ある程度は清潔にかつ綺麗にしておく必要があります。
スポンサーリンク
うさぎの放し飼い…屋外編
室内飼いよりも、ずっと少ないうさぎの屋外での飼育です。
しかし、考えてみると、幼稚園や小学校などでは、屋外の小屋にうさぎを飼っている光景をよく見かけますね。
ですから、家の庭でうさぎを飼うこともまったくの荒唐無稽というわけではないのです。
実は私も、屋外での放し飼いというのをやってみました。
しかし、やってみて気がついたのですが、屋内での放し飼いよりもかなり注意が必要でしたよ。
屋外での放し飼いは、条件が合わない限りにおいて、あまり推奨できるものではありません。
まずは外敵に注意しましょう。
うさぎは捕食される動物であることを忘れないようにしなくてはいけません。
庭にうさぎを襲うような肉食動物は…カラスがいますね。
それと、猫も屋外ではかなり凶暴と考えていいでしょう。
うさぎは自然界では外敵が非常に多い動物なのです。
屋外に出す際は、猫、やカラスなどの肉食動物に狙われないように気をつけましょう。
屋外の場合は、放し飼いというよりも、庭の小屋の中で飼うという感じになるでしょうか。
しかし、それでは放し飼いの意味がないかもしれません。
柵で囲うという方法もあるのですが、うさぎはかなり跳躍力があるので、それも柵の高さによっては無意味ですよ。
さらに、地面が土だとかなりの深さまで掘ってしまうこともあります。
ベランダで飼うのは?
屋内で飼うのは部屋が汚れるというので、ベランダで飼うことを実践している飼い主もいるようです。
しかし、外気温の関係で、温度調節が難しいので冬や夏はおすすめできません。
また、外敵という面ではカラスが常に心配です。
ジャンプ力があるので、ベランダから転落する心配もしなくてはいけません。
うさぎを庭などの屋外で放し飼いにするよりもベランダで飼うほうが注意する点が多そうです。
うさぎの放し飼いのための便利グッズ
東リ スクエア FF2100 サイザループ 洗える・ ずれない タイルカーペット 500×500mm 9mm厚
|
衛生面でも安心の洗えるじゅうたんがおすすめです。
できるだけループしていないじゅうたんを選びたいですね。
衛生面が気になる人には丸洗いできるじゅうたんは必須といえますよ。
好奇心おうせいなうさぎですから、放し飼いについては、注意もたくさんあると思います。
しかし、飼い主がしっかり見てあげることで、うさぎさんにとっては最適な環境を作ってあげる事ができます。
馴れてしまうと放し飼いから離れなくなること必至です。
習うより馴れろということわざもあるくらいですから、まずはチャレンジですね。
コメントを残す