うさぎの運動能力は見た目どおり後ろ足がとても発達しているのでジャンプ力はかなり高いと思っていいでしょう。
ジャンプ力は高さ50cmで、距離としては1m位は楽に跳べるようです。
野生の野うさぎでしたら、時速40㎞以上で走る事が出来るようです。
これは人間の100m走で考えると10秒台で走るよりも早いスピードなのです。
今回は、うさぎのジャンプ力についてご紹介します
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うさぎのジャンプ力はすごい
普段は、おとなしい草食動物のうさぎですが、いざとなったら凄い運動能力を発揮します。
このような運動能力は草食動物だからこそですね。
生き延びるのに、類い希なジャンプ力が必要だったということです。
うさぎを飼っているとケージの中ばかりではなく、ケージの外に出してうさんぽをする人も少なくかいでしょう。
活発なうさぎでしたら、リードをつけておかないと大変なことになるようです。
うさぎを運動のためにケージから出してあげると、急に凄いスピードでダッシュすることがあります。
さらに、ジャンプしたりすることもあるでしょう。
家の中の狭い部屋でしたら、すぐにつかまえることができるのですが、これが屋外だったら一瞬のうちに逃げ出してしまいます。
ですから、屋外の場合は外に出す前にケージの中でしっかりとリードを付けておく必要がありますね。
それでも、走ったりジャンプしたりというのはうさぎらしい行動なのですが、この一連の行動には一体どのような意味があるのでしょうか。
うさぎのジャンプの意味
うさぎのジャンプは喜びの表現という説があります。
その場で垂直に飛んだり、走り回ったりすることは、自由に動けるようになったことの喜びを表していると考えられているのです。
うさぎが怪我をしないように周りの状況をよく見た上で、自由に遊ばせてあげるようにしましょう。
もっと遊んで欲しい時はどうしたらいいのでしょうか。
他にもケージの外にでて遊びたいときは足元をぐるぐる回りだしたりします。
鼻先でつんつんしてくることもあるでしょう。
そういう時は、一緒に遊んであげてもいいでしょう。
あるいは、撫でて落ち着かせてあげても大丈夫です。
うさぎが不満の意思表示をするときもあります。
ケージに戻すときがそうなのですが、ケージに戻そうとすると鼻をブーブー鳴らすことがあるかもしれません。
そのような時のうさぎがもっと遊んでいたいときである可能性が高いのです。
そういったときは、疲れ過ぎない程度に遊ばせてあげてもいいかもしれません。
声を出すことができないうさぎですが、その分愛くるしい感情表現をしてくれます。
その一つ一つを飼い主が読み取れるようになると、うさぎとのコミュニケーションをもっと充実させることができるでしょう。
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うさぎのジャンプの秘密
普段の歩行でも「ぴょんぴょん」とジャンプしている印象の強いうさぎですが、いつも以上にダイナミックに、跳ねることがあります。そんなジャンプをするとき、うさぎはどんな気持ちなのでしょうか。
うさぎがジャンプしている時、それは嬉しいあるいは楽しいという気持ちの表れです。
何度もジャンプすることもあるでしょう。
ときには体をひねりながらジャンプして見せたり、部屋の中を猛ダッシュしてみたりします。
そうなると、見ている飼い主のテンションも上がってくるのではないでしょうか。
また、ときにはうさぎが突然バタンと倒れることがあります。
これは、ゴロンとすることで、最初はびっくりするかもしれませんが、これもうさぎが嬉しくて満足している証拠なのです。
安心できる環境だからこそ見せてくれるうさぎの喜びの表現ということですね。
うさぎのジャンプで気をつけたいこと
うさぎは思った以上にジャンプ力があります。
そしてうさぎは臆病な動物です。
ですから、うさぎを驚かせないようにしましょう。
ちょっとしたことでジャンプしたり逃げたりします。
それも、本能的なものですから、周りのものにぶつかることが多いのです。
遊ばせるときは、できるだけ障害物のないようなところで遊ばせたいものですね。
また、ジャンプをするということは着地もしなくてはいけません。
下が固いところでしたら、骨折の恐れもあるのです。
うさぎの骨はとてももろいので骨折しやすいとされています。
抱いてみるとわかるのですがかなり華奢な感じに見えますからね。
うさぎを遊ばせるには柵の中で遊ばせるようにしたいものです。
そのときはジャンプで柵を越えないように気をつけなければいけません。
うさぎにとって、これは越えられないなというくらいのものがいいでしょう。
ジャンプをする動物ですから越えられるか越えられないかは本能でわかるものなのです。
足場にも注意したいところですね。着地がうまく出来なかったら骨折する可能性が大きいのです。
50センチくらいの高さから飛び降りても、着地した場所と着地した体勢がよければうさぎは骨折しないようです。
一方で、ケージの入り口など、平気で飛び越えられるような段差や、ほんのわずかな段差でも、驚いた拍子に足を引っ掛けたり飛び越え方が悪ければ骨は折れてしまいます。
できるだけ段差のないスロープ的な環境にしてあげたほうがいいですね。
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