うさぎの品種は様々です。
人気の品種を含めてうさぎの種類は120以上あるとされています。
数多くの品種の中からこれはと思うものを抜粋してみました。
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真っ白なドワーフホトが大人気
とにかく真っ白なのが特徴のドワーフホトです。
原産国はドイツで体重は1kgほどというコンパクトさも売りですよ。
ドワーフホトの毛色は白オンリーとなっています。
さらに、目の周辺にある黒いアイラインがとても愛らしいのです。
まるで化粧をしている女性のように見えますよ。
元々は、中型のホトと黒のネザーランドドワーフ 、そして白うさぎの3つの種類をかけあわせて品種改良して生み出されたのがドワーフホトとされています。
3種のうさぎのいいとこ取りをして生まれたので、見た目も中身も飼いやすいうさぎになっているのです。
体は軽くて丸っこく、うさぎなのに耳が短いのもドワーフホトの特徴と言ってもいいでしょう。
性格は全般的にやんちゃで活動的です。
よく動いて人懐っこいので飼いやすく、見ていてもとても愛らしい品種ですよ。
長くて柔らかい質感の毛並みが特徴的なアンゴラうさぎ
アンゴラうさぎの毛は、セーターや手袋、帽子などの衣料に多く用いられています。
アンゴラ製品と聞けば、わかる人も多いでしょう。
アンゴラうさぎは、全身が柔らかく長い毛で覆われています。
毛の長さは15cmほどにも伸びるので、伸ばし続ければ顔もわからなくなってしまいます。
ですから、飼い主は定期的にペットショップで体毛をカットしなくてはいけません。
アンゴラうさぎの原産地は、トルコのアンゴラ地方です。
イギリスやフランスで改良されてアンゴラうさぎとなりました。
性格はおっとりしていておとなしいです。
活動的ではないので、ほとんど動かないうさぎが多いですね。
白と黒のツートーンカラーが特徴のダッチ
その白黒の見た目通りで、別名は「パンダウサギ」と呼ばれているのがダッチです。
オランダ生まれで、ヨーロッパで広まった飼いうさぎなのですが、あまりにも人懐っこいので、日本でも古くから飼われていたうさぎなのです。
年代でいうと1960年頃からということですから、室内で飼えるうさぎとしてブームを巻き起こしたのを記憶している人もいることでしょう。
現在でも人気を誇る小型のうさぎの代表格ですね。
体重は1kg前後と小さいですから、とても可愛いですよ。
温和な性格ですから、初めてうさぎを飼うという人には最適な品種です。
びっくりするくらい大きいフレミッシュジャイアント
名前の通り、とても大きなうさぎです。
あまりにも大きくてびっくりすることでしょう。
悲しいことなのですが、元々は食用として作られたということです。
フランスが原産で、大きいものになると体重は10kgほどにもなるようです。
ギネスブックに記録されている世界最大のフレミッシュジャイアントは体重が20kg以上もあるそうです。
小さい人間の子供ぐらいの重さですから、本当にびっくりです。
これだけ大きいと飼うのも大変です。
えさ代は通常のうさぎの3倍から5倍は覚悟した方がいいでしょう。
もっとも、性格は温厚です。
この大きさで性格が激しければ持てあましてしまいますが、巨体故に動くのが大変そうですよ。
見ていて、とても癒やされるうさぎです。
飼うのが大変ですが、飼ってみようという人も現われるかも?
ぬいぐるみのような可愛さのアメリカンファジーロップ
垂れ耳が特徴的なホーランドロップに、長毛でふさふさのフレンチアンゴラを交配して生み出されたのがアメリカンファジーロップです。
アメリカンファジーロップの特徴はなんといってもぬいぐるみのようなその質感です。
垂れ耳で毛がもふもふなので、うさぎの中でも文句なしの毛並みを誇っているのです。
性格もおとなしくて人懐っこいですよ。
そのため、とても飼いやすい種類のうさぎです。
多くの人から、「アメファジ」の愛称で呼ばれているくらいの人気の品種なのです。
見た目も可愛い垂れ耳ですが、耳に細菌が溜まって病気になりやすい個体です。
そのため、頻繁に耳の状況は常にチェックするようにして、掃除もこまめに行ってあげましょう。
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ライオンのたてがみのような長い毛が特徴的なライオンラビット
ライオンラビットは毛がもふもふしているのが特徴のうさぎです。
うさぎの体に顔をうずめてみたい、という人には最適なうさぎですよ。
ライオンみたいな容姿と言われていますが、毛並みを整えると途端に可愛さが倍増します。
性格的に臆病なので、抱っこになれるのに時間がかかるでしょう。
しかし、愛情をもって接してあげればすぐに慣れるようになります。
慣れてくると愛情深いのですぐに飼い主のことを覚えてくれますよ。
ライオンラビットの特徴としては、他のうさぎと比べて、聴覚と嗅覚が物凄くよいことがあげられます。
そのため、飼い主の見た目や匂いもすぐに覚えてくれるので、慣れてくるとすぐに懐いてきます。
知能が高いうさぎとして評判のロップイヤー
ロップイヤーは、スペインが原産地で垂れた耳が特徴的なうさぎです。
ロップイヤーが有名なのは、知能が高くて遊び好きという点です。
遊び好きなので、狭い空間は基本的に苦手なので、できるだけ広々とした空間を提供してあげたいですね。
ケージに入れていたとしても、できる限り1日10分でもいいので、うさんぽしてあげるようにしましょう。
あまりにも閉じ込めてばかりだと、開放したときに勢い余ってカーペットや家具などをボロボロにしてしまうかもしれません。
ロップイヤーの特徴はなんといっても垂れ耳です
耳が立っているうさぎが多いですから、本当に珍しいタイプですね。
ピーターラビットのモチーフになったネザーランド・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフは、ピーターラビットのモチーフになったうさぎとして知られています。
見るとすぐにピーターラビットって思いますよね。
名前の由来は「ネザーランド=オランダ」「ドワーフ=小人」です。
この名前が指し示す通りなのですが、オランダで品種改良を繰り返されて生まれた小柄なうさぎがネザーランド・ドワーフなのです。
大人になっても体重は1kgほどしかありません。
ですから、小さいうさぎを飼いたいという人には特におすすめのうさぎなのです。
ネザーランド・ドワーフは、小さくて可愛いだけではありません。
性格が人懐こくて、抱っこやスキンシップも大好きなのです。
この性格の良さと可愛さが人気ナンバーワンの所以ということですね。
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