うさぎが主人公あるいは、重要なキーパーソンになるような漫画はそれほど多くはないのですが、それでも人気の漫画があります。
その中でも、これはと思うような漫画を4つご紹介します。
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全力ウサギがおもしろい
全力ウサギは、イケダケイの漫画です。
さらに、それを原作としてアニメ化もされているのです。
あらすじは、とあるところに住んでいた、一匹のウサギがいました。
名前を「ミナライ」といったのです。
ミナライは昔から周りの人にちやほやされて育っていました。
ある日のこと、みんなからいつしかちやほやされなくなってしまって、生活が苦しくなってきたのです。
そしてとうとう無銭飲食に手を染めてしまったのですが、全力工務店のオヤカタに助けてもらって、全力工務店での生活が始まり…という物語です。
癒し系から全力系に転身したところが見所なっているといってもいいかもしれません。
全力ウサギは、主人公のミナライを中心とする、工事現場で働く個性豊かなうさぎたちの話なのです。
笑いどころが満載なうえに、ちょっぴり感動できるシーンもありますから、読んでいると、自分の毎日をつい振り返ってしまうというポジティブな気持ちにさせてくれる漫画ということですね。
題名にもあるように、日々全力で生活している人は励まされること間違いありません。、
そして、日々何気なく過ごしている人は反対に考えさせられる物語なのです。
子供が読めば楽しい絵本ということになりますし、大人が読めば、少し大げさですが人生のバイブルともなる一冊なのです。
私が最初に見たのはテレビアニメでしたね。
その後気になってネットで検索してヒットして、それに感化されて漫画のほうも読み出したのです。
落ち込んでいる人がいたら、これを読むと元気になること間違いなしですよ。
W3(ワンダースリー)は手塚治虫作品です
W3(ワンダースリー) (第1巻) (Sunday comics)
『W3』(ワンダースリー)は、虫プロダクション制作のテレビアニメですが、それと設定を同じくする手塚治虫のSF漫画作品でもあるのです。
時代が古いですから、アニメのほうでこのW3を知ったという人は少なくないでしょう。
196x年、人類は相変わらず無益な戦争を繰り返していて…その悪評ははるか遠くの銀河連盟の耳にも届いていたのです。
そこで銀河連盟はW3(ワンダースリー)と呼ばれる銀河パトロール要員の3人を地球に派遣することになりました
。
1年間調査を行って、そのまま地球を残すか反陽子爆弾で消滅させるかを判断させることにしたのです。
ボッコ、プッコ、ノッコ(漫画では隊長、ガーコ、ノンコ)の3人は地球の動物の姿を借りて調査をすることになりましたそれぞれがうさぎ、カモ、ウマとなったのです。
星真一少年は負傷していたW3を自宅の納屋にかばって、彼らと行動を共にすることになります。
一方、真一の兄である光一は世界平和を目指す秘密機関フェニックスの一員として工作活動に従事していました…。
漫画のW3では、初めこそ地球人の暴力性に嫌悪感を抱くような設定ですが、真一少年の純朴な人柄に触れて考えを改めていきます。
その後、プッコの不手際があって地球を数秒で破壊してしまう反陽子爆弾が悪の組織に渡ってしまうのです。
それを知ったW3や真一達は反陽子爆弾を取り戻そうと立ち向かいます。
どたばたした印象の漫画ですが、根底に流れるのは人類愛と戦争悪といった壮大なものです。
アニメのほうが読みやすいですが、是非とも漫画を読んでみましょう。
古い作品ですが、今なお色あせないのは名作だからこそですよ。
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『ご注文はうさぎですか?』通称「ごちうさ」が面白い
『ご注文はうさぎですか?』は、Koiによる4コマ漫画作品です。
『まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて現在も連載中です。
また、テレビアニメ化もされているということですから、人気のほどがわかります。
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。
この街で下宿先を探して道に迷う途中で、ラビットハウスという名の喫茶店を発見します。
その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思って店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいたのです。
そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先だったのです。
ココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針によって、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになったのです。
『アニマル横町』は、うさぎを題材にしたギャグ漫画
『アニマル横町』は、うさぎを題材にしたギャグ漫画ですが、さらにそれを原作としたテレビアニメ作品です。
集英社の少女漫画雑誌「りぼん」・「りぼんオリジナル」・「りぼん増刊」・「あみーご!」に1999年から連載されています。
略称は、アニ横で、これで通じるのですから長期連載もあって知名度も抜群のうさぎ漫画なのです。
総発行部数は100万部を優に超えているということですからすごいですね。
ある日新しい家に引っ越してきた幼稚園児の松崎亜美は自分の部屋に異世界「アニマル横町」の扉があることに気がつきます。
そこから自由奔放なうさぎのイヨ、ツッコミ気質で兄貴分なクマのケンタ、天然で臆病なパンダのイッサの3匹が登場するのです。
子供向けの作品でありながら、今時の子供には分からないような昭和ネタやシュールなネタが見られるのが大きな特徴となっています。
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