うさぎを初めて飼うような人がまずびっくりするのが、突然勢いよくゴロンとするうさぎの動作でしょう。
一体なにが起こったのか、何かの病気なのかと思ってしまうのです。
すぐに駆け寄って心配しても、うさぎはすぐにけろっとして起き上がります。
稀にずっとその姿勢でいることもあるようですが…
そんなうさぎのゴロンについて紹介します。
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リラックスしている証拠?
うさぎの突然のゴロンはリラックスしている時の行動とされています。
うさぎの気持ちは飼っている人でもわかりにくいのですが、総じて不快なときや体調の悪いときに突然ゴロンすることはないことから、反対にリラックスしている、気分が良いときにゴロンをするのだということが定説となっているのです。
そこで気をつけたいのが、いい気分になってゴロンとしているので、飼い主側が駆け寄ったり触ったり声をかけたりするのはしないほうがいいでしょう。
もっとも、初めてうさぎのゴロンを見てしまったらびっくりしますから、声をかけたり駆け寄って触ったりするのは仕方ないことですね。
もっとも、馴れてきたらなるべくそっとしておいた方がベターです。
人によってはゴロンと倒れた後に、白目をむいていたということでびっくりした人も多いようですよ。
しかし、ゴロンだからといって笑って見ていると、それがフラフラしていたり、体が引きつるように回転してしまっている場合は斜頸の可能性があります。
ですから、ゴロンした場合でも一応うさぎの状態をチェックしたほうがいいでしょう。
いろいろあるうさぎのリラックス表現方法
うさぎのゴロンの他にリラックスすると次のような行動をとるようです。
うさぎが欠伸をするのは一般できですね。
人でも動物でもあくびをするのは、無防備な状態ですから、リラックスしているときが多いのは言うまでもありません。
うさぎがあくびをしてくれると、環境の満足度が高いということで飼っているほうも安心できますね。
また、あくびとセットで考えていいのですが、体を伸ばすポーズもあくび同様リラックスしている証拠です。
そして、ゴロンではないのですが、地面に体をぺターっとつける仕草をすることがあります。
ノミなどがいて体が痒い場合もあるようですが、それでなければそれもリラックスしているポーズと考えていいようです。
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死んだふりをする?
山で熊にあったら死んだふりをするように…そんなふうに教わった人も少なくないでしょう。
昆虫の中には本当に死んだふりをすることが多いですから、危険に遭遇したら野生の世界では死んだふりをするほうが有効なのではと思ってしまいます。
一頃、うさぎのゴロンがインターネット上で、うさぎのゴロンは死んだふりでは?と話題になったことがありました。
本当に死んだふりなのかどうかはわからないのですが、野生の世界で死んだふりをしてもすぐに食べられてしまうのは間違いありません。
ですから死んだふりをしてもうさぎにメリットは何もないということになります。
しかし、うさぎが死んだふりをするというのも、何か面白いですね。
うさぎのゴロンにもいろいろ種類がある
うさぎは安心出来ると警戒せずお外でもくつろぐことがあります。
座ってからゴロンとするうさぎがいるかと思えば、急に倒れこむようにゴロンとするうさぎもいるのです。
うさぎの場合は個体差が激しいので、うさぎによってゴロンのやり方は様々ということです。
寝ているときは普通にうずくまって寝ているのですが、ゴロンの場合は4つん脚を投げ出すのです。
そして、そのまま寝ることがあるようですから、本当にびっくりします。
もっとも、そういった場合は熟睡するようなことはありませんから、すぐに起き上がって何事もなかったように動き回ります。
いずれにしても、うさぎのゴロンはリラックスしていて、今の環境に満足している仕草と考えると飼い主のほうも嬉しいですよね。
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