一人暮らしのペットにうさぎは最適!飼い方と留守の時間について

そもそも一人暮らしでうさぎは飼えるの?

うさぎも含めて小動物の場合は、犬のような散歩や、猫のような縄張り確認のための外出を求めて鳴くような事はありません。

従って、ケージ内で管理できるので、あまり長期に渡る外出が頻繁でなければ、うさぎは一人暮らしにピッタリなペットです。

ただし安心して出かけるには、うさぎのいる部屋の温度管理と給餌について、それなりの準備と工夫が必要となります。

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うさぎの暖房について

うさぎにとっては、大人になったらそれなりに気温変化は耐性があるんですが、生後2ヶ月~3ヶ月から4ヶ月の間は、子うさぎの体温以下の室温ではお腹を壊してしまいます。

またうさぎは体温が下がると、体を丸めてうずくまり、動かなくなるので、気温が下がっても体温を運動で取り戻すようなことはしません。

 

また耳が大きいので放熱も多いので、寒いと耳をピッタリ体に付けてうずくまります。

まずうさぎの暖房についてですが、エアコンなどの部屋全体を引き上げるよりも、ケージ内にプレートヒーターを敷いてあげるのが、最も効果的です。

「ペットヒーター」で床に億タイプがペット用で、小動物用で市販されています。

 

これをゲージ内に敷いてあげるのですが、ケージの床全体に敷くのはダメです。

必ずうさぎが自分で体温調節が出来るように、ヒーターが無いところと、ヒーターの場所の2箇所を設ける様にします。

全体の3分の1くらいの面積がヒーターといった感じで良いです。

 

一人暮らしでいくら留守の時が心配だからと、あまり過剰な高い温度での保温をしてしまうと、今度はうさぎの体温を正常に保つ事ができなくなるので注意が必要です。

それと、必ず窓や壁から30センチほどケージを離して管理することです。

 

特に窓から伝わる冷気は、うさぎにとって、とっても辛い寒さになるので注意しましょう。

普段家にいる時は、エアコンは25度前後であれば、ケージの床にヒーターがあるなら大丈夫です。

外出時は必ずヒーターの電源が入っているか確認し、ケージの半分をカバーで覆って、薄暗い部分を作っておきます。

 

うさぎが安心して休めるようにしておくんですね。

もし、生後2ヶ月~3ヶ月の子うさぎを迎え入れるなら、迎える日は自分が家にいる休日を選んで、最低1日から2日は自宅で様子を見て、餌をキチンと食べているかとか、ケージ内のハウスに自分で入るかなどを確認したほうが良いでしょう。

一人暮らしの場合は、自分が留守の時に、部屋の温度が一定に保たれているかどうかが、非常に重要になります。

 

うさぎの冷房について

うさぎの体温は、24度くらいが子うさぎの体温で、小動物にしては体温が低い動物です。

特に子うさぎはエアコンの冷気が直接当たると、殆ど体調を大きく崩します。

冷房を入れる時は、野外との気温差はあまり激しい差をつけない方が良いでしょう。

 

28度~26度の範囲で、風も壁と床を避けて上向きにしておきます。

この場合も、壁や窓から30センチ以上は離しておかないと、今度は放射熱でうさぎは辛くなります。

 

夏場は冬場よりも温度管理がシビアですので、締め切った部屋でエアコンなどを切った陽の当たる部屋などは、猛暑の時うさぎも高温で死んでしまうので要注意です。

涼しい日中は日が差さない部屋に移動させるとか、保冷剤、あるいは放熱用の床に敷くアルミ版など、様々な工夫をしてから、外出するようにしなければなりません。

 

エアコンは出来れば切りたくないですが、日の当たる部屋のカーテンを閉める、換気扇を回すなども、部屋全体の気温を高温にしない工夫です。

自分が自宅にいる時は、エアコンは温度設定を少々高めにするか、健康冷房とか自動運転にしておくと良いです。

こうして考えると、夏場はどうしても光熱費は少々、一人暮らしではかかってしまいますが、可愛いうさぎのために、少しの出費は我慢してくださいね。

 

保温対策は?

一人暮らしで自分が留守の時が、最もうさぎが今どう過ごしているか、非常に心配になりますよね。

重要なのはポイントが高い点から並べると、「1.室温」、「2.水」、「3.餌」の順です。

 

まず保温と保冷は直接体調に影響を与えますので、一人暮らしであろうと飼育の基本です。

水はうさぎは体温調節は耳が最も機能しているので、水もまた体温調節には必要です。

 

特に冬場の暖かい部屋では、ウォーターボトルの水も蒸発が早いので、要注意です。

水は必ずうさぎが蹴ったりしてひっくり返さない、専用の大きめなウォーターボトルを用意し、1日2回は水を入れ替えるようにしてください。

保温については他にはヒーターですが、小動物用には2つの種類があり、ケージの側面に取り付けるタイプと、床に敷くタイプがあります。

 

うさぎの場合は原則床に敷くタイプのヒーターが最も効果的です。

前述したように、「小動物用」でケージの床3分の1から半分以上はヒーターの敷いていない部分を作るようにしましょう。

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ケージの衛生管理

ケージとは、うさぎを限られた囲いの中で管理できるようにした、「柵」とか金網で出来たケースのことです。

必要な大きさは、うさぎが足を伸ばして横になれるくらいがベストで、それより大きい場合は、うさぎが入れるハウスを置くと良いです。

 

一人暮らしの場合は、住まいも賃貸などでしょうから、「匂い」と「衛生」は非常に気を使うものです。

そこでケージ選びは床と上部の”囲い”が分離できて、掃除が比較的かんたんに出来る製品を選びます。

 

床にはペットシーツを敷く場合がほとんどですが、その下に更に新聞紙などの吸水性のあるものを数枚敷いて置くのが良いです。

消臭剤は無香料をケージの外の離れた場所に置きます。香料の入ったものは使わないでください。餌を食べなくなることがあります。

衛生で一番気をつけるのは、床に散らばった糞が、完全に網の床の下に落ちてしまうようなケージ管理です。

 

うさぎは時々排泄される糞から体内に再吸収するための養分を舐め取りますので、「すのこ」のようなものが一番良いです。

ペットシーツを直接敷いた上でうさぎを管理していると、吸水剤のはいったペットシーツをかじる事があるので、シーツはすのこの下に敷くようにします。

 

水は器であげる時は飲み終わるまで観察し、充分飲んで水が器にあまっていたら、器をひっくり返して床を濡らしてしまわないように、必ず水入れはケージから取り出します。

一人暮らしでは、「給水」は非常に重要なので、子うさぎの頃から小動物用の体格に合った大きさのウォーターボトルをケージ内、うさぎの座った状態の首より少し上に設置してあげましょう。

 

とにかく、新しい管理用具を買ったら、ケージに入れてしばらく観察することです。

それとうさぎのいる室内は、当然禁煙です。他には、一人暮らしで室内が狭いなら、自宅にいる間ケージから出しても良いですが、電気コード、コンセントなどには充分注意しましょう。

 

うさぎは細長いものを口に入れる習性があります。

それと一人暮らしでは、やはりうさぎと自分のいる距離が近いことが多いので、ストレス回避のために、うさぎ用のかじってうさぎには大丈夫な、硬い物をケージに入れておくのも良いですよ。うさぎはとにかく物音に敏感です。

 

餌の心得とは?

餌についてですが、うさぎの場合は、食べすぎて太るということはそれほど心配いりません。

餌が目の前に大量にあっても、ちょこっと食べるということを繰り返し、一日中不定期に食べています。

 

ただウォーターボトルの水は、最低1日2回、それが無理ならせめて1回でも水が残っていようと変えてくださいね。

水が漏れないように出来た製品でも、先端をうさぎは舐めるので、衛生上、清潔にしておく必要があるからです。

 

一人暮らしの場合の餌は、自宅にいる時は主体はペレット状の専門のフード、出かける時はチモシーなどの干し草類を、専門のケースなどに多目に入れてから出かける様にしましょう。

餌は一人暮らしだと気が付かない事がありますが、餌入れに尿をしてしまって、底の方がグズグズになってる場合があります。

 

餌を足す場合でも、キチンと餌入れの確認はしてください。

一人暮らしでうさぎを飼おうというときは、本当に色々心配になりますが、基本はわかっていただけたかと思います。

 

餌はたくさんの種類よりも、やはり総合的に栄養価のあるペレットが一番です。

また、うさぎの腸内を健康的に維持するために、干し草のようなチモシーなどは欠かせないようにしましょう。

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