うさぎは放ったらかしにはできない動物です。
ですから、旅行などで家を空けるときは、注意すべき点がたくさんあるのです。
ここでは、外泊するときの注意点などについて説明します。
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うさぎを留守番させるときの注意点
注意点というよりも基本なのですが、うさぎは24時間何も食べないでいると死んでしまいます。
これは、動物の中でも短い方と言ってしまえばそれまでなのですが、うさぎなどの草食動物はどれもそうです。
草などは自然にたくさん生えていますから、牛や馬などを見ていると常に何かを食べている印象ではないでしょうか。
うさぎも注意深く観察していると、寝るか食べるかといった行動パターンなのがよくわかります。
ですので、常に飼い主が家にいるのでしたら、問題ありませんし、仕事などで朝出て、夜帰ってくるパターンでも餌をしっかりと与えていれば大丈夫でしょう。
問題なのは外泊するときです。
うさぎを飼っていて、家を空けなければいけない時、言うなれば、うさぎに留守番をしてもらうときは、普段以上に注意が必要なのです。
もっとも、一泊二日程度でしたら、うさぎを家で留守番させる事は難しくはありません。
一方で、二日以上の場合となると、知り合いに預けたりペットホテルに預けるといった対策が必要になるのです。
一泊二日なら大丈夫?二泊もなんとか
うさぎを一泊あるいは二泊で留守番させても良いのですが、湿度と気温が保てるようにエアコンなどで温度調節はしっかりとしてあげましょう。
家で留守番の場合でしたら、餌と水はたっぷり用意してく必要があります。
餌はペレットと牧草を沢山用意しておきましょう。
普段は与えすぎに注意しなくてはいけないのですが、このときばかりは別です。
また、ペレットと牧草は痛みやすいです。
湿気などにも弱いのは誰もが経験済みでしょう。
ですから、温度調節もしっかりしておく必要があるのです。
特に牧草などは食べ放題にしておくと安心です。
ペレットなどは与えすぎないようにしたいのですが、牧草はある程度あげても大丈夫です。
また、野菜や果物は傷む事があるので食べ切りの量だけいれておいてもいいです。
注意点として、野菜と果物は残らない量にしましょう。
臭ってしまうと、雑菌がわいてしまうので食べきる量にしておかなければいけません。
そして、大事なことですが、水もたくさん用意しておきます。
予備があるのでしたら給水器(給水ボトル)をいつも以上に用意しておくと安心です。
エアコン等で部屋の湿度と温度をコントロールする場合では、温度を15~26℃位に設定しましょう。
湿度は40~60%位になるようにしておくとベストです。
三泊の場合はさらに注意を
三泊以上の場合は、知り合いに頼むかペットホテルに預けるようにしましょう。
その場合、いつも食べているもの、いつも遊んでいるもの等も持って行きます。
合わせて、生活リズムも説明しておくと安心です。
いきなり長期の旅行で預けるよりも、一泊二日から少しずつ慣らしていくようにしましょう。
うさぎは留守番に向いている?
うさぎに限ったことではないのですが、動物と一緒に暮らしていると、どうしても家を留守にしなければならないときがあります。
もちろん動物も一緒に連れて行ければいいのですが、なかなかそうもいかないものです。
そんなときに安心なのが、動物病院の経営しているペットホテルです。
また、知り合いに預かってもらえるのでしたら安心です。
うさぎは、そもそも留守番に向いているのでしょうか。
実は、うさぎは留守番に向いています。
うさぎは、犬や猫と違ってストレスに強い性格です。
ですから、留守番で寂しがるというようなこともありません。
毎日の散歩も必要ありません。
しかし、うさぎの場合は餌の心配をしなくてはいけません。
ですから、餌と新鮮な水がいつでも提供できるのでしたら、いくらでも留守番をしてもらえるのですが、それは無理な話ですね。
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うさぎに留守番をさせるときのポイント
実際にうさぎに留守番をさせるときの注意点をまとめてみます。
十分な餌と水を用意する
飼い主が留守にする日数に合わせて、うさぎに留守番に必要な十分な量の餌を用意します。
うさぎの主食として、ペレットフードを食べさせているのでしたら、それを留守にする日数よりも多めに用意しておきましょう。
普段からニンジンやキャベツなどの野菜を多く食べているのでしたら、それに加えてペレットフードもしくは牧草を用意しておくと安心ですね。
とくに気温の上がる夏場は餌が傷みにくいです。
温度調節をしっかりとして、ペレットフードや牧草を中心に多めに与えるようにしましょう。
水は留守の間になくなってしまわないように、十分な量を与えましょう。
留守番中の暑さ寒さ対策は万全に
うさぎは、床材として敷いている藁や牧草も食料になります。
ですから、2泊程度は水が十分にあれば余裕です。
大切なのは、留守番中の暑さ寒さです。
理想をいえば、設定温度を維持してくれるエアコンを常時つけたままにしておくのが一番です。
それが無理なら、可能な限り暑さ寒さの影響を受けにくい場所にケージを置きましょう。
3泊以上となると、ペットホテルになります。
できるだけしっかりとしたペットシッターのいるペットホテルにしたいものですね。
料金は一泊5千円からというのが多いですよ。
餌は別料金となるので、できるだけ自分で用意しておくと節約になります。
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