うさぎがハウスに入って安心しきって寝ている姿は、飼い主にとって癒しの瞬間です。
本来うさぎは土の中で生活していた動物なので、周囲を囲まれているハウスの状態は非常に落ち着き、リラックスできる状態です。
うちのうさぎもハウスでよく眠っていますが、とくに冬の寒い時期はぽかぽかと温かそうです。
今回は、うさぎのハウスについて、ハウスは必要なのか、おすすめのハウスなどをご紹介します。
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うさぎにハウスは必要か?
うさぎにハウスは必要なのかというと、必要です。
日本のうさぎ用のケージは小さいので、トイレとエサ箱を設置して、ハウスは置き場がないということが多いです。
スペース的に狭すぎるため、ハウスを設置しない場合が多いんですね。
しかし、このケージの狭さこそがそもそもの問題です。
日本で売られているうさぎのケージは、W810×D505×H550ほどの大きさが多いですが、これは小さすぎます。
この大きさほどのケージなら、せめて2階3階と階層をもうけて、スペースを広くしなければなりません。
小さくてもいいので、せめてこのくらいのスペースは取りたいですね。
大きなケージを置くことが無理なら、せめて犬用のケージくらいのサイズは欲しいところです。
ハウスを置くスペースを確保しよう
小さいケージにハウスは必要なのかというと、うさぎの好み次第です。
お部屋のなかでうさんぽもさせない場合は、ケージのなかのみで飼育することになるため、動く場所が狭すぎるのでハウスはおけません。
うさんぽさせるのであれば、小さなケージでもハウスは入れたほうがいいと思います。
うさぎは土に穴を掘ってそのなかで生活していた習性があり、周囲が覆われている状況に安心を感じます。
とくに貰ってきて1か月ほどのうさぎや、警戒心が強い性格のうさぎなどは、ハウスがあるほうがリラックスできます。
できるだけハウスを置くスペースを確保し、リラックスできる環境を整えてあげましょう。
トイレをベッドにしてしまう
ハウスがないと、うさぎあるあるですが、よくトイレをベッド代わりにすることがあります。
トイレで落ち着いてしまい、そこで寝てしまうんですね。
うさぎは落ち着ける場所なら眠るのはどこでもよく、そこが排泄物があるかどうかなどは気にしません。
しかし衛生的に不衛生なので、そのままにしておくと皮膚病になったりと病気になってしまいます。
これも、ハウスがないせいでトイレをハウスの代わりにしてしまっておこる弊害です。
おすすめのハウス
うちで使っているハウスは、わらっこ倶楽部の「かまくらハウス」です。
アジアンビタチモシーで作られているので、食べても安全で香りがよく、慎重な性格のこでも「あっチモシーだ!」とすんなり気に入ってくれます。
入り口が狭くなっており、中が広くなっているかまくら式なので、本来の巣穴に近く、うさぎが安心して落ち着ける構造になっています。
うちのうさぎは冬はこのまま入っていて、冬は温かくしようとさらに牧草を敷いてから寝ています。
作りは手編みで頑丈に作られており、ちょっと齧られただけでは壊れません。
うちのうさぎは噛み噛みしながら使っていますが、半年くらいは持ちます。
安全で気に入ってもらえるハウスは、かまくらハウスがおすすめです。
ハウスを設置する場所
ハウスはうさぎが安心できる場所に置くのが基本です。
ケージの隅は人に見られることがないので、隅っこに置きましょう。
またトイレからは離して、近くにチモシー牧草を食べれるようにしておきましょう。
うさぎはリラックスしている場所で牧草を食べるため、牧草が近くにあれば、そこをリラックスできる場所だと思います。
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ハウスに入らない場合
せっかくハウスを設置したのに、なかなかうさぎが入ってくれなということがあります。
これもうさぎあるあるで、とくに警戒心が強く慎重な性格のこほど、素直に新しい物を使ってはくれません。
しかし、1週間もすれば、ケージのなかに置いておけば入ってくれるようになります。
ここでしてはいけないことが、ハウスに入らないからといって、置き場所をコロコロ変えてしまうことです。
「この場所じゃ悪かったかな?」と、逆のはしに移動してみたり、トイレのそばに近づけたり、コロコロ変えるのはやめましょう。
うさぎはこの新しく入ったハウスが、危険はないのか、どのような物なのかを見定めているので、動かすとかえって不安感が増してしまいます。
入らなくても2週間は様子をみて、それでも入らないようだったら場所を移動してみましょう。
手作り DIYでハウスを作ってみよう
自分でハウスを手作りしたいという場合は、簡単にDIYすることができます。
①まずは100均でこのような箱を用意します。
必ず木材で、うさぎが齧っても安全な素材にしてください。
うさぎは狭い場所が好きなので、うさぎの体にあわせて大きすぎないサイズを選びましょう。
②次は、この箱の一面をのこぎりで切り取り入口を作ります。
やすりをかけてぎざぎざの木材が飛び出さないように処理しましょう。
③下のクッションとなる床に、うさぎの座ぶとんを敷きます。
アジアンビタチモシーで編まれているので、うさぎが気持ちよく眠ることができます。
床には布製品は使わないでおきましょう。
かじってしまい、喉につまらせてしまうことがあります。
これで簡単手作りハウスの完成です。
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