うさぎのつぶらな瞳にやられてしまう人も多いことでしょう。
しかし、うさぎの耳が赤すぎて気になるという人もいると思います。
うさぎの耳は赤い決まっているわけではないので、何らかの病気の場合もあるのです。
今回は、うさぎの目が赤いときの症状と病気についてをご紹介します。
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うさぎの目が赤いというのは決まっていません
うさぎの目が赤いと多くの人が思っているかもしれませんが、実はうさぎの目が赤いのは少数派なのです。
飼いうさぎの中でも体の白い特定のうさぎだけなのです。
ですから、多くのうさぎは目が黒いですよ。
これから、うさぎを見るときは目の色がどうなっているのかしっかりと見てみましょう。
反対に、うさぎの目が赤いとばかり思っている人は、病気で目が赤くなるときもあるので、それが病気が原因で目が赤いということに気がつかないこともあるでしょう。
実際に、私がそうだったのです。
うさぎの目が赤いという先入観があったので、もともと目が黒かったのに、それでもうさぎの目が赤いと信じ切ってしまっていました。
ですから、まじまじとうさぎの目を見て、黒かったとき反対にこれは何かの病気では?なんて思ったものでした。
うさぎの目が赤くなっていると何かのサイン
いつも見ているうさぎのつぶらな瞳に癒やされる人も多いことでしょう。
かくいう私は小さいときからうさぎを飼い始めて30年近くになるのですが、うさぎの目は本当に可愛いですね。
そんな見慣れた目も、たまに赤くなることがあるのです。
特に頻繁に涙が出ていて、目が赤い状態になっていたら、何かのサインと考えていいでしょう。
一番多いのが結膜炎
うさぎの目が赤い要因として、一番考えられるのが、結膜炎です。
これは、パスツレラという細菌によって起こる目の病気です。
そして、結膜炎は何らかのうさぎのアレルギーによっても起こるとされています。
パスツレラ自体はうさぎが生まれたときから母胎に感染しているという説が一般的です。
いずれにしてもうさぎには馴染みの深い細菌ということですね。
結膜炎の症状としては、目が赤いといった症状の他に、白いチーズのような目やにが出ることがあります。
さらに涙が止まらなくなるといった症状が一般的です。
緊急性は低いですが、痒くなって前足でこするようにしたら傷つきやすくなるので、そちらのほうが恐いですよ
まずは、病院に連れて行って診てもらうようにしましょう。
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ちょっと恐いのが角膜潰瘍
一般的な結膜炎と違って少し恐いのが、角膜潰瘍です。
これは、うさぎの眼球の表面に傷ができてしまうことです。
うさぎ自身が自分でひっかいて傷を作る場合もありますし、ケージの中で暴れて傷つけてしまうこともあります。
また、うさぎ同士のケンカもありますよ。
私はうさぎを5匹飼っていますが、個体によっては相性がすごく悪いこともあって、ケンカばかりするようになると、最終的には隔離しなくてはいけなくなりますから。
眼球に傷がついてしまうと、視力低下の原因になります。
目が赤い症状は結膜炎と似ているのですが、傷が付いているのはわかりやすいので、目が赤い症状のときはしっかりと眼球を観察するようにしましょう。
この角膜潰瘍のまずいのは、ひどくなると眼球を摘出しなくてはいけないこともあるからです。
幸い私は経験がありませんが、他の飼い主さんのうさぎは、これで、眼球を摘出したそうです。
片目だけだからよかったのですが、両目になるとかわいそうですよね。
結膜炎から緑内障になることも
結膜炎から緑内障になることもあります。
というよりも、結膜炎から緑内障というコースが最も多いです。
ですから、結膜炎のときにしっかりと治療することが大切です。
緑内障は目が大きくなって、もはや目を閉じることもできなくなってしまいます。
そうなる前にしっかりと治療することが大切です。
緑内障になるまで目の異常に気がつかないのは飼い主失格ですよ。
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