ペットを飼うということは、そのペットの一生に責任を持つということです。
そうなると、気になるのはうさぎ一匹を一生飼うとなるとどのくらいの費用がかかるかということです。
お金ではないという人もいるでしょう。
しかし、お金の問題はとても大切で、お金がなくなってペットを手放さざるを得ないという人もいるのです。
今回は、うさぎの一生にかかる費用をあらためて計算してみました。
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意外とかかるうさぎを飼うための費用
うさぎは人間と同じように、食事をして運動をし、そして排泄をします。
生きていくための生理現象ですから、欠かさず行っていくものです。
そこで、気になるのは、これらの生理現象にかかる費用は月ごとと、そして一生を通じて、どのくらいになるかということです。
そこで、私の経験を踏まえてうさぎの「一生の飼育にかかる費用」について計算してみました。
ざっくりと計算してみると
うさぎを飼うための費用は、一生でどのくらいになるのでしょうか。
何匹も看取ってきた私が計算してみました。
うさぎの寿命を7年と考えて計算したら、最低でも約70万円以上はかかりますね
「そんなにかかるの!?」という声が聞こえてきそうですが、このくらいはかかります。
それでも、実感が湧かない人も少なくないことでしょう。
もう少し具体的に紹介してみます。
うさぎの雑種でしたら5,000円くらいで購入が可能でしょう。
まずは、かかる費用もここからスタートして、全てを調達することを考えてみると、必要なのは以下になります。
ケージが5,000円くらいですがこれは安いほうですね。
給水器が1,000円で、エサ入れが450円です。
トイレが1,000円で、キャリーケースが3,000円、飼育本も必要で2,000円程度となります。
このあたりがまずは揃えなくてはいけないものです。
ここまででは、2万円程度ですから、それほどかからないのでは?と思ってしまいそうです。
これから、月々の経費を計算してみます。
かじり木 25,200円 (300円×12カ月×7年)
エサ(ペレット) 126,000円 (1,500円×12カ月×7年)
エサ(牧草) 168,000円 (2,000円×12カ月×7年)
すのこ 14,000円 (1000円×年2回×7年)
トイレ用の砂 84,000円 (1,000円×12カ月×7年)
ペットシーツ 33,600円 (800円×年6回×7年)
おもちゃ 7,000円 (500円×年2回×7年)
ブラシ 1,800円 (600円×3回)
電気代 252,000円 (通常より3,000円プラス×12カ月×7年)
以上です。全てざっくりと計算しています。
全ての費用は70万円くらいです。
これで、最初の買い物費用を合わせて、細かく計算すれば729,500円となります。
実際にお金のかかるものを見てみると納得がいくのではないでしょうか。
個々の費用を見てみると、この部分は節約できるのでは?と思う人もいるでしょう。
私もけっこう節約してみたつもりなのですが、実際にはこのくらいかかります。
もっとも、うさぎを一匹ではなく複数で飼う場合はもちろんこれ以上かかります。
2匹となると100万円くらいにはなりそうですね。
電気代などは季節によって費用も増減しますし、えさも選び方によって節約できそうです。
それでも、けっこうかかりますし、これを犬や猫に置き換えてみるとそれほど変わらないことに気がつくと思います。
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忘れてはいけないのが医療費
忘れてはいけないのが医療費用です。
うさぎはおそらく一生のうちに何回かは病院に連れて行くような病気をします。
ですから、医療保険に入っておいたほうが、結局は安上がりになるということを理解しておきましょう。
それを踏まえて紹介します。
保険が126,000円(1,500円×12カ月×7年)になります。
健康診断は2,000円~くらいですが、これも受けたいところですね。
治療費5,000円~です。症状により異なりますが1万円あれば足りると考えていいでしょう。
爪切りは自分でできればいいのですが、おそらく無理です。
これは42,000円(500円×12カ月×7年)ですから、かなりの出費ですね
以上で、医療費の合計は175,000円となります。
病気の程度によっては、「レントゲン」「麻酔」「手術」が必要になります。
そのため、医療保険には入っておいたほうがいいでしょう。
一匹で、医療費用まで計算すると100万円弱ということになります。
もっと手間をかければ、費用が増えますし、削れば当然ですが、安く済みます。
お金で愛情を測ることはできませんが、それでも十分な費用をかけた方がうさぎも喜んでくれますね。
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