うさぎにはたくさんの品種があるのですが、中でも人気なのがダッチです。
その風貌から俗にぱんだうさぎと呼ばれることもあります。
ここでは、人気のうさぎであるダッチについて紹介します。
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ダッチってどんなうさぎなの?
ダッチはその名の通り、オランダで生まれてヨーロッパで古くからペットとして飼われてきたうさぎです。
人懐こいので飼いやすいうさぎとして、ダッチは日本でも比較的昔から飼われていた品種のうさぎになります。
ダッチの特徴は何と言っても白と黒のツートーンカラーです。
しかも顔ははっきりした鉢割れですから、とても可愛いですよ。
体のサイズ
胴体も前半分が白で後ろ半分が黒と大胆な色合わせが何ともユニークなうさぎです。
身体のサイズは大人で1.5kg~2.5kg程度となるので、うさぎのサイズとしてはスタンダードと言えるでしょう。
また、ダッチはネザーランドドワーフの元になった品種としても知られています。
それでは、ダッチを飼う時の注意点はどういったものでしょうか。
ダッチは人懐こくて、初めてうさぎを飼う人でも飼いやすいうさぎとされています。
まず、ダッチを飼う上で注意点の筆頭は飼育環境の整備となります。
ダッチに限らずうさぎは温度の変化に強くありません。というよりも弱いと考えたほうがいいです。
冬や夏、梅雨の時期など温度や湿度が極端になる時期などはエアコンで20℃~25℃位の温度に保つようにするようにしましょう。
また、ダッチにに多い病気として毛玉がお腹に溜まってしまう毛球症や歯が伸びてしまって噛み合わせが悪くなる不正咬合があります。
これはうさぎの宿命的な病気なのですが、これらの病気を未然に防ぐためには、日頃からブラッシングを欠かさないことが大切です。
また、歯が伸び過ぎにならないようケージの中に齧れる木やおもちゃを用意しておきましょう。
ダッチを飼う際に揃えたいグッズ
ダッチが家に来る前に買っておきたいものを考えました。
ダッチに限らないのですが、うさぎを迎え入れるためにはまず飼育環境、食事まわりのグッズは必ず揃えなくてはいけません。
まずケージですが、あまり広すぎるものは避けましょう。
広い方がいいのではと考えがちですが、うさぎは縄張り意識が強いので、広すぎるケージは守るべき空間が自分に合わずにそれが却ってストレスになるのです。
エサ場やトイレなどの生活必需品を入れた残りのスペースはうさぎが体を回転させられるくらいの広さで充分です。
ケージの床には床材もしくはすのこを敷いて過ごしやすく整えましょう。
餌を与えるためのグッズとして牧草入れやえさ箱、さらには給水器などにはこだわりたいものです。
さらに歯をケアするための玩具として、かじり木などが必要です。
さぎはトイレのしつけも可能なので、うさぎ用のトイレも用意しておきましょう。
うさぎは犬や猫のように季節によって毛が抜けます。
そして、うさぎは犬や猫のように飲み込んだ毛を吐き出すことができないのです。
ですから、うさぎの換毛期が来たらグルーミングが必要です。
うさぎを飼い始めたらなるべく早い段階でブラシや爪きりを購入しましょう。
最初はうさぎの毛の多さにびっくりするかもしれませんね。
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ダッチのエサは何がいい?
うさぎ専用ペレットは必需品です。
ペレットはうさぎに必要な栄養分がバランスよく添加されています。
一方で、栄養価が高いため食べ過ぎると栄養過多になってしまう場合があるのです。
うさぎは自然界の中では草しかたべません。
もっとも、草しか食べないので野生のうさぎは寿命が短いともされています。
飼いうさぎは野生のうさぎの倍程度生きるということですから、栄養も大事なのです。
しかし、栄養過多になるとまた様々な病気を誘発してしまうので気をつけなければいけません。
以上のことから、ペレットの餌の量は食事全体の約4割程度におさめます。
そして、うさぎの体調を見ながら調整していくと良いでしょう。
牧草を与えよう
牧草はうさぎの餌のメインとなるものです。
牧草はうさぎが元来食べていた草に近い食べ物ですからね。
しかもうさぎは牧草を食べることで前歯をすり潰していきます、それによって前歯が長くならないように調整しているのです。
こうしたことからうさぎには食事全体の6割を牧草で取るのがいいでしょう。
牧草にはマメ科の「アルファルファ」とイネ科の「チモシー」があります。
「アルファルファ」は栄養価が高くて、成長期の子うさぎや妊娠中の雌うさぎに与えるのに適しているとされています。
一方の「チモシー」は繊維質が多くて、カルシウムが少ないので高齢のうさぎの胃腸には特に良いようです。
果物や野菜はどうでしょうか。
うさぎの食生活を豊かにしてあげるためにも、たまには果物や野菜などをおやつとして与えても良いですね。
しかし、量が多過ぎると肥満の原因となるので、あくまでも少量のおやつ程度にしましょう。
おやつなどはおいしいのでうさぎの食べっぷりも良く、飼い主もどんどん与えたくなりますが、そこは我慢のしどころですね。
ダッチの性格は?
はじめてうさぎを飼う人でもあんまり苦労することはないくらい、ダッチ温厚な性格をしています。
またうさぎの中でも比較的人に懐きやすい性格をしているので子供がいる家庭でも安心して飼うことができるでしょう。
ダッチの特徴として、白色と黒色の2色のツートンカラーの毛は言うまでもありません。
見た目は全体的にまんまるとした感じですね。
耳や身体の部分が黒色になっていて、鼻周りや首周りが白色でハチワレとなっています。
また、耳がピースのようにぱたっと分かれているところがとても可愛いです。
よくうさぎのイラストとして表現されるのもこのダッチといってもいいでしょう。
その形状は誰もがうさぎはこの形というのをダッチは体現しているのです
毛色は、黒色だけでなくグレーっぽいカラーのブルーや、チョコレートカラーなどの淡い色のカラーを持つダッチもいます。
だっちは活発なのでよく動き回ります。
温厚な性格をしているのですすが実は遊ぶことが大好きな活発なところもあるのです。
うさぎ専用のおもちゃを使って、頻繁に遊んであげるとストレスが溜まりにくいです。
かじることのできるおもちゃや、穴を掘ってエサを探すことができるおもちゃなどいろいろな種類があるのでダッチを飼う際は、是非ともこのようなおもちゃを用意してあげましょう。
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