健康を管理するうさぎのとうもろこしの与え方。茹でる?ヒゲは?

うさぎは見た目以上デリケートな動物です。

小動物ですから仕方ないとも言えるのですが、だからこそ与える餌にも注意が必要です。

農薬入りのとうもろこしはやっぱりNGですね。

今回は、うさぎへとうもろこしを与える場合の方法についてご紹介します。

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無農薬のとうもろこしなら与えても大丈夫?

農薬の入ったとうもろこしは、うさぎにとって有毒となりますから、もちろんNGなのですが、それでは農薬の入っていないとうもろこしならどうでしょうか。

一般的に、スーパーなどではとうもろこしの実の部分の乾燥したものが売られています。

たまに直売所などでは、葉や茎の部分なども売られている場合もあります。

 

見るからにうさぎの大好物にも見えるとうもろこしですが、そういった部分もおやつに食べさせていいのでしょうか。

見るからにおいしそうで、葉も茎も黄色く熟した実も、うさぎの大好物のように見えるとうもろこしですが、じつはこのとうもろこしはうさぎにとってあまり良くないようなのです。

 

というのも、とうもろこしについて、アフラトキシンという毒性の強いカビがはえることがあるのです。

無農薬で栽培されたとうもろこしだと、農薬や化学肥料といった心配はないのですが、カビについては要チェックなのです。

そして、とうもろこしの場合は主食にしないということで、与えすぎないことがポイントです。

 

とうもろこしは、デンプン質を多量に含んでいるので、消化が悪くなりがちです。

人間の場合は焼いたり茹でることで、デンプン質を飛ばして食べることが多いので、それほど問題になりませんが、ときとして便秘を誘発する食材の筆頭にもあげられているのです。

 

ですから、うさぎの場合はお腹の調子を見ながら、あくまでもおやつ程度にしておくほうがいいでしょう。

もっとも、茹でる場合でしたら、いいのですが、うさぎの餌を一工夫も二工夫もして餌を作るのは負担になることでしょう。

 

ヒゲや皮などもうさぎは好んで食べそうですが、カビなどの理由もあって、あまり進んであげないほうがいいでしょう。

毒性が強いというわけではないのですが、与えるにしても少量程度がいいですね。

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種子系の食べ物は問題あり

とうもろこしの身はそれがそのまま、種になるものですい。

ですから種子系の食べ物ということになります。

 

これは私たちが食べるご飯も同じようなことがいえます。

もっとも、わたしたちは生で食べることはないので、茹でたりふかしたり、焼いたりすることで食べやすくしています。

うさぎの場合はそうではなくあくまでも生で食べるのが基本です。

 

そして、種子系の食べ物をうさぎがたくさん食べると、お腹にガスがたまりやすくなってしまうのです。

そうなると、鼓張症(こちょうしょう)という病気になりやすくなります。

 

私が飼っていたうさぎが、まさにその病気になってしまって、動物病院で診察を受けるととうもろこしの食べ過ぎが原因と言われました。

そのときに、先生に言われたのですが、とうもろこしの食べ過ぎはお腹にガスが溜まって肥満と間違えられるという指摘も受けました。

さらに、ガスが腸の中を移動すると、腸の壁を傷つけてしまって痛みが激しくなります。

 

さらに、それが進むとお腹がパンパンになって大変なことになるということです。

とうもろこしを食べると必ずそうなるというものではありませんが、とうもろこしをはじめとした種子系の食べ物には注意が必要ですね。

 

うさぎの習性として冬を迎える前の秋くらいには、種子系や、実、さらに穀物などの食べ物を欲するようになります。

これは、餌が少なくなる冬対策が身に染みついているからですが、ペットですから、食に関しての心配はありません。

ですから、飼い主がしっかりと栄養管理、餌の量をしっかりと管理して与えるようにしましょう。

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