28度を超える暑い日は要注意!うさぎの夏の飼い方と暑さ対策

うさぎは体毛が多く夏の暑さは見るからに大変なように感じます。

特に、うさぎを飼っていく上で気をつけたいのが、夏の暑い日の温度管理です。

注ここでは、うさぎの夏の飼い方と暑さ対策について紹介します。

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うさぎは暑さや寒さに弱い?

うさぎは弱い生き物です。

小動物ですから当然かもしれませんが、食物連鎖の中では末端に位置していると言ってもいいでしょう。

常に肉食動物の補食の対象になっているのですが、その代償として高い俊敏性といった身体能力を持っているのです。

そんなうさぎも暑さや寒さには弱いのです。

そして、夏はうさぎにとっても危険がたくさんあるのです。

 

夏になると蚊をはじめとした害虫が増えてきます。

家で飼っている分にはそういったリスクも少ないのですが、屋外で飼っているうさぎは、蚊などの害虫の脅威にさらされるリスクが高くなるということもしっかりと意識しておきたいものです。

夏になると、うさぎも人間と同様に熱中症にかかります。

 

特に自分温度管理がしっかりとできないうさぎにとっては、夏の暑さによる熱中症対策は生死にかかわるといってもいいでしょう。

野生の場合は、住んでいる中で涼が取れる場所を探せばいいのですが、屋外のうさぎ小屋で飼っているうさぎにとっては、涼を取る場所がない場合が多いのです。

そのため、飼い主のほうでしっかりとした暑さ対策が望まれます

 

また、体力が低下したうさぎはハエウジ症になりやすいです。

これは、生きながら皮膚を食い荒らされてしまう恐い病気です。

ですので、夏は熱中症対策と害虫対策の両方をしなくてはならないのです。

 

また、夏の気温上昇によって腐敗速度も気にしなくてはいけません。

気温が上がると、うんちのにおいがきつくなります。

人間にとってもうさぎにとっても臭いがきつくなるのは耐えられないことです。

ですので、におい対策もきちんと行いたいところです。

 

夏のうさぎの飼育についての注意点

夏のうさぎの飼育対策についてまとめてみましょう。

まずは、害虫対策をしっかり取ることが大切です。

 

特に暑くなるといろいろな害虫が出てくるので、うさぎにとっても人間にとっても大敵ですので、害虫対策はしっかりしなくてはいけないのです。

また、市販の害虫駆除剤は人間に害はなくても、小動物のうさぎには致命傷になる場合もあるので、使用の際はうさぎを隔離する、使用後は換気をよくするなどの処置をとるようにしましょう。

そして、換毛期による体力低下に注意が必要です。

 

換毛期は夏が訪れる前にやってきます。

すごく暑い時期ではないのですが、そのときはうさぎの体力がかなり消耗します。

ですから、このときは病気になりやすくなりますし、害虫も出始める時期です。

 

うさぎの体調管理には万全を期したいものですね。

夏のうさぎ飼育で気をつけたいのは、虫、気温、におい、体力に特に注意をはらうようにしましょう。

うさぎの死因にもなりやすいパスツレラ菌というものがあります。

 

これは、蚊を通して感染することのある恐ろしい病気です。

パスツレラ菌は人にもうさぎにも感染する共通の病気なのです。

蚊がパスツレラ菌を保有するうさぎの血を吸った後に人間の血を吸ってしまうと、人間がパスツレラ菌に感染することがあります。

 

確率としては低いのですが、ゼロではありません。

そして、人間からうさぎへ感染する可能性も否定できないのです

これは、つまり飼い主かららうさぎに菌をうつしてしまう可能性もあるということですね。

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臭いには特に気をつけたい

うさぎの夏の飼育で気になるのは、適切な気温は何度なのかということでしょう。

暑さ対策をしようにも、どのくらいの気温がいいのかわからなければなかなか対策をとることもできません。

 

うさぎは暑がりで寒がりな動物です。

冬と同じくらい夏の気温調整にも気を配らなければならないのです。

気温が上がってくると、気になるのがうんちのにおいです。

 

冬は気にならなかったうんちの臭いが、夏場は特に臭ってきます。

私も体験したことがあるのですが、臭というのは鼻だけにくるものではなく、目にもきます。

 

これは、人間以上に嗅覚にすぐれたうさぎには致命的な問題です。

腐敗したうんちから病原菌がうつることもあるでしょう。

何よりもその臭気でうさぎの目から涙が出たり、鼻涙管が詰まったりすることもあるので気をつけなければいけないのです。

 

ストレスは大敵

うさぎにとってストレスは大敵です。

臭いでストレスを溜めてしまうと、いくら涼しい環境で過ごしているとしてもそれは快適ではないのです。

人間だけではなく、うさぎのためにも嫌な臭いは専用の消臭スプレーなどでこまめに消臭するようにしましょう。

 

また、消臭スプレーと言っても、それがうさぎに害になることもあるので、臭いからといってうさぎに直接消臭スプレーをかけないように気をつけましょう。

うさぎの換毛期は夏にもあります。4月~6月にかけて体毛が生え替わるのですが、換毛期はうさぎにとって命がけ大事業となるのです。

 

ただでさえ、うさぎの少ない体力は少ないところへ、体力を消耗する換毛期を迎えるので、換毛期直後はかなり体力的に疲弊しているのです。

そのタイミングで夏の暑さが本格化してくると、暑さを乗り切ることができないうさぎも出てくるかもしれません。

 

エアコンのつけっぱなしは?

熱中症対策でもっとも効果的なのは、人間と同じく適切な水分と栄養を与えることです。

そして、うさぎにとっても快適な涼しい場所で過ごすことです。

 

涼しい場所といっても人間とうさぎでは、適正な気温も異なってきます。

うさぎの適正気温は、18~24度程度とされています。

うさぎの個体によって多少は前後するでしょう。

 

だいたいの目安として覚えておくくらいでいいです。

うさぎは表情には出しませんが、人間が暑いと感じている環境ではまず間違いなくうさぎも暑いということを理解しておかなければいけません。

 

私の体験では、うさぎも30度を超えるくらいは大丈夫のようです。

それでも、閉めきった屋内よりも風通しの良い屋外のほうがうさぎにとってはより自然な環境ですから、屋外で気温が低ければそれが最適な環境であることは間違いありません。

 

うさぎの反応をきちんと観察して、気温を整えてあげれば大丈夫です。

目安となる気温と異なっていても、うさぎが元気そうであれば問題なく過ごしてくれるでしょう。

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