野生のうさぎの生き方。寿命や食べているエサ、一生について

ペットうさぎと違って野生のうさぎはどんな生活をしているのでしょうか。

寿命や食べている餌なども気になります。

ペットうさぎとは真逆で厳しい生活環境の中で野生のうさぎはどのように暮らしているのでしょうか。

今回は、野生のうさぎの生き方についてをご紹介します。

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野生のうさぎはどんなものを食べているのでしょうか

ペットとしてうさぎを飼育されていると気になるのは、ペットのうさぎではなく、野生で暮らしているうさぎのことです。

犬や猫というのは、なんとなく、人間と暮らしているイメージですし、野良猫などは人間が餌付けしている感じがするので、今ひとつ野生とは言えないような気がしますよね。

 

それに比べて、野生のうさぎというのは見るからに野生という感じがします。

ペットとして飼っているうさぎは、飼い主が餌や住まい(ゲージなど)を与えて日々の生活を送っています。

野生のうさぎは、どのようにして暮らしているのでしょうか。

 

野生のうさぎは、巣穴を作って生活しているうさぎが多い印象ですが、中には巣穴を作らず地面で生活をするうさぎもいます。

暗い時間帯に活動的になることが多いですから、散歩に出かけたり、餌を食べる時は巣の近辺で野草を探して食べているのです。

行動時間はもっぱら夜ということですね。

 

うさぎは草食動物です。

ですから、常に捕食の対象となります。いたちやきつねなどから常に狙われているといってもいいでしょう。

また、フクロウやカラス、さらには鷹に鷲からも狙われているのです。

食物連鎖から言うと底辺に位置するのですから、その生活ぶりはペットうさぎとは比べものにならないくらい厳しい環境にあると言ってもいいでしょう。

 

野生のうさぎが住んでいる場所はどんなところ?

野生のうさぎは、日本の広範囲で暮らしているといわれています。

野生のうさぎを見かける機会のある人も少なくないでしょう。

 

通常は野山や草原・森林といった場所で暮らしている野生のうさぎですが、自然には天敵となる動物が数多く存在しています。

ですから、特定の巣穴は無く常に異動しているうさぎも多いということです。

メスのうさぎが子育てのために短期間の間だけ巣穴で生活するのが一般的なパターンのようですよ。

 

野生のうさぎはどのようなものを食べているのでしょうか

ペットとして飼育されているうさぎと違って、餌を飼い主に与えてもらえる訳ではありません。

ですから、野生のうさぎは自然の中に生えている野草や葉っぱ、樹皮などを自分で探して食べているのです。

 

野生のうさぎにも種類があり、「のうさぎ」と「あなうさぎ」です。

その名前のとおり、巣穴を作らないうさぎと、巣穴を作るうさぎということですね。

 

うさぎの寿命はどのくらいなのでしょうか。

野生のうさぎは、厳しい自然環境の中で生活しているので、ペットとして飼育されているうさぎよりも天敵に襲われる危険性が高いです。

そのこともあって、平均寿命も短くなっていて4年から5年程と考えられています。

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うさぎは夜の間に行動する

うさぎは夜行性です。

ペットとして飼育しているうさぎも基本的には夜行性です。

しかし、飼い主の生活習慣や飼育環境によって、昼間も活動的なうさぎは少なくありません。

 

また、日本に住んでいるうさぎは、巣穴に住まない「のうさぎ」がほとんどです。

一方でペットのうさぎは大抵が穴うさぎなのです。

 

外国が原産地のうさぎが多いのもそのせいですね。

のうさぎは深い穴を掘らずに、草地などに浅いくぼみを作って暮らしています。

一般的に巣に定住せずに、常に移動しているとされているのですが、子育てもしなくてはいけませんから、子育ての間は移動せずに一つの巣で生活しているようです。

 

アマミのクロうさぎ

うさぎの中でも日本固有のうさぎが、あまみのくろうさぎですね。

日本の南に位置する、鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息するうさぎが、あまみのくろうさぎです。

このうさぎは、見た目は真っ黒で目が小さくて、耳も非常に短くなっています。

 

明らかに他のうさぎ達とは違った見た目をしているのです。

体の特徴としては後ろ足が短くて、爪が長いことですね。

 

他のうさぎのようにあまり飛び跳ねるような足の構造はしていないようです。

爪で土を掘って、巣穴を作って生活をしています。

メスは子育ての際、自分の巣穴からかなり離れた所に子うさぎの巣穴を作って、授乳時以外は入口を土で塞いでしまう習性を持っているそうです。

 

これはハブなどの天敵に子供が襲われないようにするためとされています。

また、あまみのくろうさぎは国の特別天然記念物及び、希少野生動植物種に認定されています。

 

あまり、見かけることの少ない野生のうさぎですが、意外と身近なところに暮らしているかもしれません。

夜行性なので、昼間に見ることは少ないと思いますが、日本の山ならどこにでもうさぎがいると考えていいようですよ。

うさぎを見つけに山に入るのもいいのですが、野生のうさぎの生態系を壊すようなことはしないようにしましょう。

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