うさぎの平均睡眠時間は?
野生のうさぎでも、キチンと寝る規則正しい生活をしているのがうさぎです。
平均で1日6時間から8時間は寝ると言われてます。ただし、熟睡する時間は野生では短く、ウトウトといった感じの寝るのが大半です。
うさぎは後ろ足が非常によく発達しており、飛び上がるように跳ねて走りますが、
この時に身軽になれるように、常に食べ物を摂取してエネルギーを蓄え、活動中は糞と尿を頻繁に出すことで、いつでも逃げられる準備をしています。
従って、活動中は安全な場所ではウトウトしていても、意識はハッキリしているのです。
ただし余程静かで安心できるところでないと、横になって熟睡はしません。
ペットで飼われているうさぎの場合は、販売状態でも深夜は店が暗くなって閉店するために、人の暮らしのリズムに合わせています。
うさぎが活発に活動するのは、明け方と夕方の完全に明るくない環境の中です。これを薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)と言います。
ペットで室内で飼っている場合は、ケージの中に巣の代わりにうさぎのハウスを入れて置くと、昼間でもその中で眠っていることが多いです。
また、餌は少しお腹が減ればいつでも食べるので、餌や水は常に切らせてはいけません。
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うさぎは目を開けて寝るって本当?!
本当と言えば本当ですが、実際はうさぎも眠る時は目をつむります。
ケージで観察していると、子うさぎ時代からケージ内のうさぎハウスを物音をたてずによく観察すると、
ちゃんとまぶたを閉じて可愛い姿でゴロンと横になって寝る姿や熟睡する様子を見ることが出来ます。
ただ、少しでもこちらの気配を感じると、目を開けてしまいますね。
なかなかうさぎが熟睡している様子は家庭でも観察できないので、「目を開けて眠っている」と思われているのでしょうね。
うさぎが目を開けて眠る理由
うさぎを飼い始めて間もない頃は不思議に思えたのが、目を開けたままずっと動かないことで、
物音がすると「ビクッ」と反応するので、「きっと眠ってたんだな。」とわかったんですよね。
でもそれは、環境に慣れてないからなんです。うさぎを観察していると、いろんな体勢をとることがあるんですが、後ろ足と前足をキチンと体に収納して丸くなってるときは、うさぎは結構、警戒している姿勢なんですね。
従って、普段は寝るというより、ボーッとウトウトするくらいの寝る感じになっています。
だんだん慣れて、うさぎを抱えたり抱けたりするようになると、うさぎも私が近づくとピョコピョコ可愛く近づいてくれるようになります。
こういった関係になると、時々後ろ足をビヨーンと伸ばしきって、だらしなく横になってる様子も観察できるようになります。
そういう感じになると、「うさぎがまぶたを閉じて眠っている」という姿も、徐々に観察できるようになります。
結局は、うさぎが目を開けて眠っているのは、本当に寝ているのではなく、ボーッとした状態で、いつでも逃げられるように周囲を警戒しているんですよね。
仮眠状態です。
実は知られていないうさぎの習性
うさぎは耳が非常に大きいのと、両目が真正面ではなくて横にあるように、
うさぎは常に自分の体の左右部分に非常に敏感になっているのがよくわかります。
そのため、うさぎを飼育していると、「こっちを見ている」時は、常に体を横向きにした時です。
これが警戒のポーズですね。
耳がたれているロップイヤーなどは、どうしても長い耳が耳を塞いでしまうので、真後ろから捕まえやすいなどの弱点があったりして、それも可愛いと思えますね。
ですが、それだけ余計に警戒心は強いともいえます。
うさぎの視力は、見える範囲が広いので後ろもそれなりに見えてはいますが、やはり真横が最も相手を見やすいようです。
ですから、「うさぎが目を開けてじっとしている」状態は、警戒をしたまま、相手の動きを見てウトウトしてやや寝るに近い状態といえるでしょうね。
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うさぎの熟睡時間をよく知っておこう!
うさぎは四六時中いつも食べて、口をモグモグさせているイメージがありますが、本当に眠る時は目を閉じて体を横にしています。
眠りにつく時間は食べ物を食べた後が最も多いですね。
ただ、自宅で飼っている場合は、どうしても餌を与えるときには飼い主さんも含めて、家族が周囲にいますから、なかなか本気で寝てはくれません。
静かな部屋で、ケージ周辺をダンボールや厚めの布で囲いを作ってあげると、後で観察するとぐっすり寝ていることもありますよ。
また一人暮らしでは、無人カメラを設置した動画を見ると、家から誰も居なくなり、食べ物を食べてしばらくすると、ケージ内のハウスにこもって出てこない時間帯があるので、恐らくその時に寝ていると思います。
うさぎの熟睡の仕方は?
うさぎの熟睡というのは、余程静かな環境で物音がしない中では、独特の寝方をするものなんです。
うさぎは後ろ足が発達しており、前足が短いので完全に4つ足で立つよりも、座った状態でいることが多いのですが、この姿勢からスムーズに横になって眠ることが出来ません。
そのため、リラックスする時は、”バタッ”と横に倒れるようになって休みます。
そこからしばらく目を開けたまま、ボーッとしていると、目がトロンとなってきて、やがて目を閉じてj熟睡して眠るんです。
その時に目の前でカメラなどを構えていると、なかなか目を閉じてくれませんが、静かに少し離れて物音をさせないように慎重に近づくと、熟睡している場合があるんです。
その姿はとっても可愛いですよ。
自然の物音以外は静かな環境が安心できる
うさぎは耳が発達していますので、靴音、フローリングでの何かを落とした音や、ドアの音までもビクッと驚きます。
視力は弱く広い180度の視野がありますが、最も鋭利で敏感な器官は「耳」です。
「うさぎは目を開けて寝る」というのは、警戒心をもったまま仮眠している状態ですから、やはりキチンと健康的でなおかつ、うさぎに環境に慣れてもらうのなら、熟睡できる静かな寝る環境を準備してあげるほうが良いですよね。
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