うさぎのブラッシング方法の手順を画像で解説!嫌がる場合の裏技とおすすめブラシ

うさぎの毛は毎日生え変わり、ブラッシングは日ごろのお手入れとして必要です。

ブラッシングをしていないと、うさぎが毛を大量に飲み込んでしまって毛球症やうっ滞になってしまうこともあります。

今回は、うさぎのブラッシング方法とブラッシングを嫌がるうさぎへの裏技、ブラシのおすすめグッズなどをご紹介します。

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うさぎにブラッシングが必要な理由

・新しい毛が生え変わるのを阻害して、皮膚病になることがある。

・毛を飲み込んで毛球症、うっ滞になることがある

・毛がぼさぼさになってしまう

・家じゅうに毛が飛び散ってアレルギーを引き起こしてしまう

・服に毛がついて、コロコロが必要になる

 

ブラッシングに必要な物

・ブラシ ファミネーター


ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用 【正規代理店品】

うちでは少ないブラッシングで毛をごっそりとってくれるファミネーターを使用しています。

ファミネーターの特徴は、技術特許取得済みのステンレススチール刃で、健康な毛はそのままに、無駄毛の90%を取り除いてくれる威力です。

たくさん取れるので、普通のブラシではブラッシングが週に2~3回必要ですが、ファミネーターなら週に1回で十分です。

 

・獣毛ブラシ


[REDECKER/レデッカー]高級キャットブラシ(猫ブラシ)

 

無駄毛の処理が終わったら、最後に獣毛ブラシで毛艶を整えて、毛をフワフワにするためのブラシです。

 

・グルーミングスプレー

 

皮膚に優しい素材で作られており、皮膚被毛にこびりつく汚れの腐敗臭を消し、消臭効果があります。

これでブラッシングすると、毛がフワフワになってかわいさアップします。

 

・コロコロ

飛び散った毛の片付けのときに便利です。

 

うさぎのブラッシング方法 手順

 

まずはうさぎを膝の上にのせて、なでなでしながら「大丈夫だよ」と優しく声をかけて、うさぎを安心させましょう。

このとき嫌がるようなら抱っこの練習が足りていないので、危ないので床におろしましょう。

鼻の動きがひくひくと素早い場合は、うさぎが不安を感じているサインです。

 

30㎝ほど離したところから、グルーミングスプレーを体全体にかけます。

かける量は4~5回プッシュして、毛がしっとりするくらいでOKです。

垂れ耳うさぎの場合は、耳のうしろにもスプレーが行き届くように、耳を持ち上げてスプレーします。

顔にはかけてはいけません。

スプレーを嫌がる場合は、手にスプレーを吹きかけて、手でもみこめばOKです。

 

グルーミングスプレーを毛になじませていきます。

毛にもみこむように、指先をまるめながら、毛をもみこみます。

 

うさぎの方向をかえて、お尻から首にかけて、側面(赤い丸の部分)をブラッシングしていきます。

ブラシはファミネーターを使い、無駄毛をとっていきます。

 

左手でブラッシングするところの毛を立てるようにして、右手でブラッシングします。

毛の表面ではなく、立てたところの毛の根元にブラシをあてるのがポイントです。

こうすれば、何度もブラシッングしなくて、少ない回数で効果的に毛をとることができます。

 

次はしっぽの部分の毛をたててブラッシングします。

お尻の毛はよく抜けるので、入念にブラシをかけます。

しかしやりすぎると10円ハゲみたいになってしまうので、優しく行いましょう。

 

しっぽの上からお尻にかけて、赤い部分をブラッシングします。

 

次はまたうさぎの位置を、ブラッシングしやすいように逆にします。

側面から脇にかけて、お尻のほうからブラシをかけていきます。

毛の流れにそってブラッシングします。

体が終わったら頭をブラッシングしていきます。

まずは毛流れに逆らってブラシをとおし、その次に流れに沿ってブラシを通すと、よく毛がとれます。

 

もう1度体にグルーミングスプレーをかけます。

ファミネーターブラシから、獣毛ブラシのれデッカーに持ち替えます。

 

獣毛ブラシは毛艶を出し、毛をフワフワにして、マッサージ効果があり気持ちよくなれます。

体全体を獣毛ブラシでなでるようにブラシをかけていきます。

最後に頭をブラシをかければ、ブラッシングの完成です。

フワフワした、無駄毛がとれた艶々なうさぎになりました。

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お腹の毛について

お腹の毛は、うさぎはお腹の毛はあまり無駄毛がないため、抜ける毛がほとんどありません。

そのため、お腹の側面をブラッシングするときに、できるだけお腹の下にもブラシが入るようにするだけでOKです。

気になる場合は、手にブラッシングスプレーをつけて、手でお腹をなでてあげれば毛がとれます。

 

ハゲができる場合

ブラッシングをしていると、毛が抜けすぎて10円ハゲのように毛が取れすぎてしまうことがあります。

人間には服が何十枚もありますが、うさぎには毛しか服がないので、これは困りますね。

 

ハゲができるほどのブラッシングはやりすぎなので、頻度を抑えたり、ブラッシング時間を短くするように調節しましょう。

ハゲた部分から毛が生えてこないようなら、皮膚病の可能性があります。

 

ブラッシングを嫌がる場合

うさぎのなかにはブラッシングなんて大嫌い!というこもいます。

うちのうさぎの中にも、ロップイヤーのチョビくんはブラッシングが嫌いで、お膝にのせてなでなでしていても、ブラシを見ると飛んでいきます。

 

しかし、ブラシッングはしないと毛球症や消化器官の機能が低下するうっ滞になるなど、病気をしてしまいます。

嫌がるこには、工夫してブラッシングするようにしましょう。

 

普段のお部屋以外に連れて行く

うさぎはナワバリ意識が強い動物で、ナワバリ以外の場所に連れて行くと、どのような場所か知らないので急に大人しくなります。

その性質を利用して、ブラッシングを嫌がるうさぎを、ケージがない部屋に連れて行ったり、う散歩させない部屋に連れて行くと大人しくしてくれます。

 

ケージの中でブラッシングする

抱っこができずにナワバリ以外の部屋に連れていけないという場合は、ケージのなかでブラッシングする方法があります。

これならある程度の距離しか移動できないので、簡単なブラッシングをすることができます。

 

しかし、とくにメスのうさぎはケージに執着するので、そこで自分が嫌いなブラッシングをされると機嫌を悪くしてしまうことがあります。

うさパンチをしてきたり、足ドンをしてきたりするので、ケガをするようならやめましょう。

 

なでなでして毛を取る

ブラッシング嫌いなうさぎは、ブラシのチクチクする痛みや、ブラシが肌にあたる感触が嫌いというこが多いです。

それなら、ブラシの感触をなくし、大好きななでなでだけでブラッシングをする裏技があります。

 


ペット ブラシ 手袋 グローブ 犬と猫に使える お手入れ 抜け毛 ペット用ブラシ

 

これはグローブ状になっており、手の部分が柔らかいシリカゲルで作られたブラシになっています。

普通のブラシのようにチクチクせず、またブラッシングではなく、なでるだけで毛がとれるので、うさぎも「何かされている」という感がなく、逃げ出しません。

 

細かい部分の毛もとれて、グローブについた毛も簡単にとれるおすすめ商品です。

犬猫用と表記されていますが、もちろんうさぎにも使用できます。

 

ご褒美としておやつをあげる

ブラシで毛をすくことができた、少しじっとしていてくれた、という、ブラッシングといえないくらいでも、少しでもブラッシングができたならその後ご褒美をあげましょう。

好きなおやつや果物を与えて、ブラシ=楽しいこと、おやつを貰えることと覚えさせます。

すると、ブラシを見せただけでも寄ってくるようになり、じっとしていてくれるようになります。

 

ブラッシングは5分以内

ブラッシングが嫌いなうさぎのなかには、飼い主がブラッシングが下手なことがあります。

ブラシを強く握りすぎて、歯が肌にあたって痛かったり、ブラッシングの時間が長すぎて負担になっていることがあります。

 

ブラッシングの時間は5分以内にして、素早く効果的に毛をとるようにしましょう。

ブラシは立てずに、寝かせて優しくブラッシングするのがポイントです。

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